リッスン・トゥ・ハー

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最高齢のホッキョクグマ死す

2009-06-29 | リッスン・トゥ・ハー
北斗の戦士がひとり、消えた。それは、南斗の側にとって朗報であるはずだが、なぜか静けさを保ったまま街は朝になろうとしていた。死因は餅の食い過ぎであった。食い過ぎて喉に詰まらせてしまったのだ。ホッキョクグマは餅のうまさを生前、以下のように語っている。「まるで太陽さ、あのほのかにぬくもりを持った耳たぶのような食感のものがあるなんて、俺はこれを好物として主張し続けている」以来、ホッキョクグマたちは、戦士の命日に、彼が死んだの方角をむいて餅をかじる。

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2 コメント

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Unknown (四ツ谷(えくすかりばー))
2009-06-29 09:31:06
初めてそれを食べるホッキョクグマの子供たちは、きっと耳たぶをつまみ確認しながら食するのでしょうね。
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Unknown (なゆら)
2009-06-30 00:31:36
餅の食感、ホッキョクグマの子どもたちはきっと気に入ってくれるはずです。
親が、ほら耳たぶつまんでみ、と促して子がそうする、ほんまやー!
教育ですね。

えくすかりばーさんおひさしぶりです読んでいただきありがとうございます。
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