リッスン・トゥ・ハー

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ハートレー第2彗星、今夜最接近

2010-10-21 | リッスン・トゥ・ハー
「近づいてくるよ!」

「そうだね」

「歓迎会をするべきだ」

「いやできませんって」

「ぼくは意地でも歓迎会をするから」

「なんでそう意地になるんですか」

「ぼくはパーティ好きだから」

「だからって彗星の歓迎会をしなくても」

「彗星だってきっと期待してるし」

「してませんよ彗星は、感情もなにもありませんて」

「彗星のこと何を知ってるっていうんだ!」

「なんでそんな感情的になるんですか」

「ぼくは彗星だった」

「うそつき」

「ぼくは彗星で乙女だった」

「なんでオトメなんですか」

「箸が転げても笑う頃の乙女だった」

「彗星は笑いませんよ」

「じゃあ乙女だった」

「じゃあ、てなんですか」

「なんなの?なにがいいたいの?馬鹿にしてるの?」

「すいません、もうなにもいいません」

「いいんだよ、乙女じゃなくなっても、いいんだよ」

「すいません、乙女でいてください」

「ほんと、やる気なくなるからそういうこといわないでくれる?」

「すいません、もう言いません」

「わかったよ、じゃあ乙女続けるよ」

「お願いします」

「乙女でーす」

「彗星でーす」

「彗星になっちゃダメだよ」

「すいません、なんかやりたくなったんです」

「いいよ、やっちゃって」

「いいんですかあ?」

「じゃ、ぼくオトメやるから、そっちで彗星やっといて」

「はーい」

韓国のナルシシズム

2010-10-21 | リッスン・トゥ・ハー
ヨンハです。ぼく、カッコいいです。ヨンハが歩くと嵐がついてくる、ということわざがあります。敵はヨンハにあり、という名言もあるし、ヨンハ、お前もか、という名言もあります。ヨンハだらけの水泳大会ももよおされて、毎年、ぽろりがでます。ヨンハ、恥ずかしくて頬を染めます。目を覆っていますが、指の隙間からそっとのぞいています。ヨンハの行くところにはファンが群がります。ヨンハとともにファンの群れは移動します。彼らは何を糧に生活しているのかわかりません。でも、ヨンハの笑顔を見ているだけで他に何もいらない、と言われていますから、霞でも食べているでしょう。だから彼らは仙人なのかもしれません。いざとなったら神通力で何でもできるに違いない。ヨンハ、嬉しいです。世界だってもぎ取れそうですから。もぎ取ったら何をしましょうか。ヨンハ、まず車が欲しいです。ベンツが欲しいです。世界に一台しかない貴重なベンツが欲しいです。それにのって、仙人を巻くのです。どこまでもついてくる仙人を巻いてひとりになりたいです。ひとりになったら、キムチを、よくつけ込んで味のしみているキムチを腹一杯食べます。臭くってたまらないけれど、ひとりだから大丈夫です。俳優や歌手やティッシュ配りの仕事も2、3日は休みます。ヨンハ、楽しくなってきた。仙人は怒るかなあ、怒ってもいいかあ、一生に一度のことだし。