「近づいてくるよ!」
「そうだね」
「歓迎会をするべきだ」
「いやできませんって」
「ぼくは意地でも歓迎会をするから」
「なんでそう意地になるんですか」
「ぼくはパーティ好きだから」
「だからって彗星の歓迎会をしなくても」
「彗星だってきっと期待してるし」
「してませんよ彗星は、感情もなにもありませんて」
「彗星のこと何を知ってるっていうんだ!」
「なんでそんな感情的になるんですか」
「ぼくは彗星だった」
「うそつき」
「ぼくは彗星で乙女だった」
「なんでオトメなんですか」
「箸が転げても笑う頃の乙女だった」
「彗星は笑いませんよ」
「じゃあ乙女だった」
「じゃあ、てなんですか」
「なんなの?なにがいいたいの?馬鹿にしてるの?」
「すいません、もうなにもいいません」
「いいんだよ、乙女じゃなくなっても、いいんだよ」
「すいません、乙女でいてください」
「ほんと、やる気なくなるからそういうこといわないでくれる?」
「すいません、もう言いません」
「わかったよ、じゃあ乙女続けるよ」
「お願いします」
「乙女でーす」
「彗星でーす」
「彗星になっちゃダメだよ」
「すいません、なんかやりたくなったんです」
「いいよ、やっちゃって」
「いいんですかあ?」
「じゃ、ぼくオトメやるから、そっちで彗星やっといて」
「はーい」
「そうだね」
「歓迎会をするべきだ」
「いやできませんって」
「ぼくは意地でも歓迎会をするから」
「なんでそう意地になるんですか」
「ぼくはパーティ好きだから」
「だからって彗星の歓迎会をしなくても」
「彗星だってきっと期待してるし」
「してませんよ彗星は、感情もなにもありませんて」
「彗星のこと何を知ってるっていうんだ!」
「なんでそんな感情的になるんですか」
「ぼくは彗星だった」
「うそつき」
「ぼくは彗星で乙女だった」
「なんでオトメなんですか」
「箸が転げても笑う頃の乙女だった」
「彗星は笑いませんよ」
「じゃあ乙女だった」
「じゃあ、てなんですか」
「なんなの?なにがいいたいの?馬鹿にしてるの?」
「すいません、もうなにもいいません」
「いいんだよ、乙女じゃなくなっても、いいんだよ」
「すいません、乙女でいてください」
「ほんと、やる気なくなるからそういうこといわないでくれる?」
「すいません、もう言いません」
「わかったよ、じゃあ乙女続けるよ」
「お願いします」
「乙女でーす」
「彗星でーす」
「彗星になっちゃダメだよ」
「すいません、なんかやりたくなったんです」
「いいよ、やっちゃって」
「いいんですかあ?」
「じゃ、ぼくオトメやるから、そっちで彗星やっといて」
「はーい」
待ってればなるようになるよ。天気もよくなるし、カレーも美味しくなる。信じ
て待ちなさい。だけど虫歯だけはほったらかしはいけないなあ。すぐに歯科医院
に走りなさい。わるいようにはならないから。
て待ちなさい。だけど虫歯だけはほったらかしはいけないなあ。すぐに歯科医院
に走りなさい。わるいようにはならないから。
ヨンハです。ぼく、カッコいいです。ヨンハが歩くと嵐がついてくる、ということわざがあります。敵はヨンハにあり、という名言もあるし、ヨンハ、お前もか、という名言もあります。ヨンハだらけの水泳大会ももよおされて、毎年、ぽろりがでます。ヨンハ、恥ずかしくて頬を染めます。目を覆っていますが、指の隙間からそっとのぞいています。ヨンハの行くところにはファンが群がります。ヨンハとともにファンの群れは移動します。彼らは何を糧に生活しているのかわかりません。でも、ヨンハの笑顔を見ているだけで他に何もいらない、と言われていますから、霞でも食べているでしょう。だから彼らは仙人なのかもしれません。いざとなったら神通力で何でもできるに違いない。ヨンハ、嬉しいです。世界だってもぎ取れそうですから。もぎ取ったら何をしましょうか。ヨンハ、まず車が欲しいです。ベンツが欲しいです。世界に一台しかない貴重なベンツが欲しいです。それにのって、仙人を巻くのです。どこまでもついてくる仙人を巻いてひとりになりたいです。ひとりになったら、キムチを、よくつけ込んで味のしみているキムチを腹一杯食べます。臭くってたまらないけれど、ひとりだから大丈夫です。俳優や歌手やティッシュ配りの仕事も2、3日は休みます。ヨンハ、楽しくなってきた。仙人は怒るかなあ、怒ってもいいかあ、一生に一度のことだし。