リッスン・トゥ・ハー

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街/図鑑

2008-08-19 | 若者的図鑑
あ、一番好きな歌これかもしんない。

てよく思います。どこまで行くんですか岸田さんと心配してしまいそうなほど声張り上げて終わる余韻は、処女膜の喪失にも似て、なにかしらの罪悪感さえ漂ふ。

この街は僕のもの、だとなんと傲慢な。
しかし詩の意味を見出さなくても良い、サウンド的に流せばよい。右から左に受け流せばよい、通る道筋で、体の中に入って来た瞬間から暴れ狂うのです。
気付かぬ衝撃は静かにしかし確実に体を蝕み、やがては乗っ取る。

これほどまでに感情を注いで歌うバンドだったのです。
そこに意味などないのです。よいのです。意味など必要ありませんです。
そうです。悟りです。これは悟りなのです。さあ近くにきなさい。
服など脱ぎなさい。そうそれでよいのです。みな同じです。

コンビニエンスから見上げた空に飛び交うミサイルがなかったとしても、あったとしても、いずれにせよおなじこと。だと想ってしまう。
鍵を探さなきゃ、なくした、知らん。

くるりは生まれるべくして生まれ、街は生まれるべくして生まれた。

何か怪しげな宗教的な気持ちにさえなる正真正銘名曲。

こんな夢を見た080819

2008-08-19 | 若者的白夢
こんな夢を見た。テーマパークを利用したイベント。スタッフ、来場者みなが様々なボケをする。それをつっこむ。というイベント。ボケを見抜けばつっこめば、正解、ピンポンマークがでる。もしくは、ナイスボケの場合はピンポンマークを出す。何個かボケる。ゴミ箱に座るというベタなボケをすると、掃除のおばちゃんがめんどくさそうに、つっこむ。というよりも注意される。あるブースに行くと、夫婦で参加している。机の上に、大きな碁石のようなものが、変な形に積んである。あれは、なんですかと夫の方に聞くと、「嫁の実家の家紋をかたどりました」と言う。嫁はテレながら笑う。ふたりの空気が正解、はりきってピンポンマークを出す。目覚め。

スロウ

2008-08-19 | 若者的詩作
静かな朝だった雨は上がったようやく
昨日の記憶、絶望より遠くにあるところで祈るようにケータイを
つかんでもいいや、って放り投げた
息を吐くごとに目の前にある色や音や形がなくなった透明の街になる
水しぶき上げるように駆ける念のために持ってきた傘は
無意味にならずにすんだほら雲も急いで駆けてくる
愛挟んで放って

雨の中僕は傘を差して立ってる
薄っぺらな世界の空はすぐなくなったまあ仕方ないか
それはさておきいつのまにか空中に消えたため息を
再びついて明日のこと考えたら風が吹いて雨足は強くなりました
愛挟んで放りたい

伝えたいけれど紫陽花がやけに揺れてます
だいたい僕の言葉なんて嘘ばかりだし
君の知らない事まだ山ほどあるんだぜ
ただもう会いたいだけです
踊りたいスローダンス