リッスン・トゥ・ハー

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無罪モラトリアム/椎名林檎

2007-10-13 | 若者的図鑑
椎名林檎さんの存在は大きいですねえ。
歌舞伎町の女王、でのその登場はシーンを揺さぶりましたからね。
最初から完成度が高いアーチストでございました。

だからその後の成長度から見るとそれほど、変化してはいませんです。
東京事変として君臨しようが、最初から椎名林檎であったわけで、くるりのような変貌を遂げることはないわけです。
しかし、それは最初のレベルが高すぎることによる弊害なわけで、ただそれだけなわけで、例えるならマラソン残り500m地点からスタートしたようなもんです。

どこまでも独特な歌いまわし、ねちっこくがなりたててくる声、ここまで独特の世界観をファーストアルバムでよくも築き上げたものです。
そして、そのまままったく衰えることなく現在にいたる。トップスピードで駆け抜けていきます。
こりゃかなわんわ(←気に入った)。

丸ノ内サディスティックの「そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴って」のベンジーさんは元ブランキージェットシティの浅井さんのことらしいですね。

そういう、ミュージシャンのつながりってカッコ良いですね。
夏フェスなどの控え室でワイワイ楽しそうですね。