リッスン・トゥ・ハー

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quake and brook/the band apart

2007-10-08 | 若者的図鑑
このダンスロックチューンがたまりません。
ダンスロックチューンてなんやねん。

このアルバムに入っている「higher」ってカッコええ。
これのプロモーションビデオもものすごくカッコ良いです。
見たことのない方ユーチューブ等でぜひ見てください。

影に近いほどの人物楽器、色はなし。背景が真っ白。それで、淡々と演奏して歌ってるだけ、はじめはひとりずつ、途中で引いて4人が画面に納まり、一心不乱に演奏する様子、音が消えるんです。メロディが歌が鳴っているはずなのに、4人の楽器を動かす動きだけが目に飛び込んできて、耳には何も届かなくなるのです。記号みたいになってしまうんです。4人が一つの音を鳴らしている記号がステージ上にあって、それが目に飛び込んでくる。鳴らす音も含めて記号なわけですから。音は必要ない。

ライブで2回かな、見ましたけれど、4人全体で見るバンドですね。
そのうちの一人に注目するのではなくて、4人でひとり。力が足りないというのでなくて、その一体感。一体になってしまうんです。

ギターの人はずばずばに破れたジーンズ履いて、ねっころがりながらギターかき鳴らして、曲がまだ終わってないうちに俺はやり切った感でステージから降りようとして、出口が分からず迷っているシーンを見たことがあります。ユーモラス。

ベースの人は太っていて、しかし小刻みに動くので存在自体がユーモラス。

ドラムの人は超新塾のつぶらな瞳の人を思い出してしまいユーモラス。

ボーカルギターの人は、ええ体で、体育会系そうで、なのに英語、バンドでユーモラス。

そのユーモラスがバンドアパートの魅力。