2006/06/27(火)TBS NEWS
「生きた化石」シーラカンスの撮影に成功
4億年も前から生息し、「生きた化石」とも呼ばれるシーラカンス。その生態解明のカギとなる貴重な映像の撮影に日本の調査隊が成功しました。
体長、およそ1メートル。洞窟の中でおよそ5分間撮影されました。先月30日、撮影に成功したのは、福島県の水族館「アクアマリンふくしま」の調査隊です。
今回、画期的なのは撮影された場所です。シーラカンスはアフリカでは200匹以上が捕獲されていますが、今回はインドネシア、スラウェシ島の沖で撮影に成功しました。インドネシアでは今までに4匹が確認されただけです。
私たち脊椎動物の祖先と考えられているシーラカンスの今回の撮影によって、生命の「進化の謎」を解き明かしていく上で貴重な資料となります。(26日16:19)
映像はNHKで放映されたものを使用しています。
http://nakate.nawata01.com/06TV_movies/NHK/NHK_coelacanth_2006062700.wmv