潮風に乗って-北から南から

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大間「超マグロ祭り」 不漁で確保に四苦八苦

2008年10月25日 | 

2008/10/25(土) 河北新報
大間「超マグロ祭り」 不漁で確保に四苦八苦

 青森県大間町の大間港で24日、今や全国ブランドとなった津軽海峡産「大間マグロ」を生かした「超マグロ祭り」(町観光協会主催)が、3日間の日程で始まった。豪快な解体ショーが最大の呼び物だが、今年は不漁と高値に見舞われ、例年より少ない本マグロ8本を何とか手に入れて実施にこぎつけた。

 「漁が少ない上に単価は3割ぐらい高い。今年はマグロの手配に四苦八苦した」。祭りの初日、押すな押すなの盛況に、事務局の町商工会関係者は胸をなで下ろした。
 今年で8回目となる祭りは、毎年1万人以上が全国から訪れる。マグロが即売される目玉の解体ショーは昨年、2日間で計12回を開催。それが今年は3日間で7回に抑えられた。

 主催者側によると、7月以降、水揚げされたマグロは約600本で、豊漁だった昨年の同じ時期と比べ半分以下。12月まで続く漁期でも、昨年の計1800本には遠く及びそうもない。大間漁協の浜端広文組合長は「自然が相手。捕れないときもある。これからが勝負だ」と巻き返しを誓う。
 品薄になれば、当然価格高が高くなる。単価は1キロ当たり1000円以上も跳ね上がり、50キロ違えば5万円も違う計算だ。「築地に流れる200キロクラスは難しい」(商工会)と、ようやく70―170キロの8本を確保した。

 「漁師の協力のおかげ。楽しみに来てくれる観光客のために何とか頑張った」。祭りの中心となっている住民グループ「やるど会」の田村将導会長はそう話した上で、「『超』はマグロを超えたいとの思い。いつまで捕れるかも分からない。有名になった今こそ、一過性でない通年観光をつくらないと」と強調した。
2008年10月25日土曜日

 ぶろぐ掲載用に一部編集しています。(10/25掲載)
 http://www.geocities.jp/nawatii02/08blog/mutsu/mutsu_1025.htm
 
 以前に訪れた時の写真を掲載します。「下北の思い出旅」から抜粋
 http://nawata01.eco.coocan.jp/2008image/0307ohma/ohma.html



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