潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

皆既日食、46年ぶり日本で観測

2009年07月24日 | Weblog

2009/07/23(木)TBS NEWS
皆既日食、46年ぶり日本で観測

TBSニュースで『皆既日食、46年ぶり日本で観測』と報じていましたので掲載します。(07/22放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/0701/tbs_total eclipse_20090723.wmv


 太陽が完全に月の陰に隠れる皆既日食が日本やインド、中国などの一部の地域で観測されました。日本での観測は46年ぶりです。継続時間が長いことから「今世紀最大の天文ショー」と期待された皆既日食。各地ではどのように見えたのでしょうか。
 世界に先駆けて皆既日食が観測されたインド。ヒンドゥー教の巡礼地として有名なバラナシでは、大勢の信者が歓声を上げガンジス川で沐浴する人達が。一方では神に祈る人達がいます。ヒンドゥー教では、日食は不吉な現象とされているのだといいます。

 皆既日食の観測が期待された中国・上海は、あいにくの雨。しかし次第に辺りは真っ暗に。ネオンも燈ります。
 「(Q.景色は大きく変化しましたか)はい、昼間なのにまるで夜でした。おもしろい写真が撮れました」(上海市民)
 「少し残念です。今度は雨の降らない所で見てみたい」(上海市民)
 皆既日食が日本でいち早く観測出来ると期待された鹿児島県・トカラ列島の宝島では、はるばるやってきた天文ファンが心配そうに空を見上げます。
 「何とかなりませんかね」(天文ファン)

 トカラ列島上空の観測フライトでは、ダイヤモンドリングが観測されました。
 「機長さんがグルグル飛んでくださって、感謝してます」(搭乗者)
 「ダイヤモンドリングが、とてもキレイでした」(搭乗者)
 6分半近くの長時間皆既日食が見られるはずだったトカラ列島の悪石島。スコールのような大雨に襲われます。
 そんな中、皆既日食の時間帯が近づくと急速に真っ暗に。
 「3、2、1、皆既になったぞ」

 皆既日食となってほどなく、はるか水平線は夕焼けのような景色が広がりました。
 皆既日食ではなく部分日食となった各地でも観察会が開かれました。
 動物たちも日食には意外な変化を見せ、福岡県の鳥類センターではフラミンゴが・・・。
 「普段はもう普通に歩いて池の中で遊んだりして、寝ている状況はありえない」(飼育員)
 すっかり日中の明るさが戻ったトカラ列島の宝島。結局、皆既日食は見ることはできませんでした。
 「(Q.どうでした?)何も思ってない」(訪れた人)
 「お昼が夜になっただけでも、貴重な体験をしました。この50何年生きていて」(訪れた人)
 日本で次に見られるのは、26年後の2035年です。