潮風に乗って-北から南から

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G8サミット閉幕、新興国との溝浮き彫り

2009年07月12日 | Weblog

2009/07/12(日)TBS NEWS
G8サミット閉幕、新興国との溝浮き彫り

TBSニュースで『G8サミット閉幕、新興国との溝浮き彫り』と報じていましたので掲載します。(07/11放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/0701/tbs_summit_20090712.wmv


 イタリアで開かれていた主要国首脳会議=G8サミットが閉幕しました。温暖化防止や核不拡散をめぐり成果もありましたが、中国など新興国側との溝も浮き彫りになりました。
 今回のサミットでは、アメリカのオバマ大統領が提唱する核のない世界を目指すこと、また、先進国の温室効果ガスの排出量を2050年までに80%削減すること、この2つの挑戦的な目標に対し、G8がまとまったことが大きな成果でした。
 しかし、世界全体の排出量の数値目標は「経済発展の足かせになる」と、中国やインドなどの反発にあい断念。「新興国の力を借りないとグローバルな問題は解決できない」、それを示した瞬間でした。

 その一方で新興国も交えた拡大会合では、経済危機からの出口戦略の準備を始めることを盛り込んだ初めての共同宣言をまとめるなど、サミット期間中、新興国の動向は注目を集め続けました。
 「中国やインド、ブラジルといった大国の参加なしに、グローバルな問題を取り扱おうと考えるのは間違っているように思います」(アメリカ オバマ大統領)
 今回のサミットは、中国やインドなどを巻き込んだ新しいサミットに向けた、文字通り節目の年だったといえます。