潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

弘前でリンゴの花見

2007年05月13日 | 

2007年5月12日(土) 東奥日報
弘前でリンゴの花見

 「りんごの花見を楽しみましょう!りんごの樹の下で…」を合言葉に、リンゴの花見会が十二日、弘前市清水富田の市りんご公園で開かれ、市民や観光客ら約三百人が、“主演”の白く愛らしい花の下、楽しいひとときを過ごした。

 リンゴの花見会は、同市、弘前商工会議所の「世界自然遺産白神山地のめぐみ開発プロジェクト事業委員会」、弘前観光コンベンション協会などの有志が企画した。市内の観光資源を一つの劇場に見立て、観光客や地域住民を含めた全体で感動を共有する「弘前感交(かんこう)劇場」と銘打った実証実験として開かれた。

 この日の“舞台”のりんご公園は穏やかな天気に恵まれ、“舞台背景”となる岩木山の眺めもまずまず。訪れた市民らは、津軽三味線や登山ばやしの生演奏が流れる中、リンゴの花見を満喫していた。

 同事業委副委員長の石川善朗・弘前大教育学部教授は「リンゴを食材にしたオリジナル弁当を二百個準備したが、一時間ほどで売り切れた。市民の反応も上々。来年はより工夫を凝らした花見企画に仕立てたい」と話していた。
※写真=リンゴの花見を楽しむ市民や観光客
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070512181252.asp
弘前観光コンベンション協会:http://www.hirosaki.co.jp/