潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

古都の紅葉(天龍寺)

2005年11月23日 | 名所旧跡

 NHKで古都の紅葉を放映していました、世界文化遺産として登録されている天龍寺の曹源池庭園の紅葉です。

 『天龍寺は、後醍醐天皇の冥福祈願のため、足利尊氏が建立した臨済宗天龍寺派の総本山。尊氏は、この寺の造営資金獲得のために元との貿易を再開し、幕府公認の貿易船「天龍寺船」を運航させたといわれています。
 また、この寺は京都五山の第一位として、広大な寺領を持ち勢力を振るっていたのですが、室町幕府の衰亡とともに衰えました。

 現在、特別名勝に指定されている曹源池庭園は夢窓国師の作庭で、嵐山と亀山(小倉山)を背景とした回遊式庭園は優美で、四季折々の美しさをみせています。
 平成6年12月、国宝建造物や特別名勝庭園があり、併せて周辺の風致景観が保護されている寺社及び城17件が、世界文化遺産「古都京都の文化財」として登録されました。』