潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

春の訪れ「ウミネコ」の飛来

2005年03月10日 | 名所旧跡

今日のニュ-スで、春の訪れを告げる「ウミネコ」の飛来が始まった事を放映していました。ウミネコの繁殖地として知られる、八戸市中心街近くの周囲約800m、高さ19mの小島の蕪島(かぶしま)です、大正11年3月に「蕪島うみねこ繁殖地」として国の天然記念物に指定されました。
 ウミネコは蕪島に2月頃から飛来しはじめ、3月には巣づくりが始まり、4月下旬から5月にかけて産卵、5月中旬にはヒナがかえり、7月下旬には成長した幼鳥が島を去っていきます。
一般には、「うみねこ」は、他の「かもめ」と異なり、クチバシの先が赤いのが特徴と言われるが、英名Black-tailed Gullと呼ばれるように、漆黒の尾が特徴的であるとのこと。また、蕪島近くの鮫漁港からは観光船も運行されている。