ミツマタ群生地は、まさに「群生地」。
スギ林の下に生えているのはどこまで行ってもミツマタだけです。
群生地の遊歩道の終点あたりで少し休憩。
といってもベンチなどあるわけではなく、ぼーっと立ってその辺を眺めていただけですが。
カットしたスギの切り株に苔。
手前の小さい木も三つ又になっているので、ミツマタの幼木ですね。
コケはいいですね~
見上げるとスギ。
道の真ん中にもミツマタの幼木。
こんなに小さいのにちゃんと花が咲いています。
これって家に植えたくないですよね~
どんどん三つ又に分岐していくのですから、広がりますよね。
よほど広い庭じゃないと無理でしょう。
休憩後、ミツマタを再び見ながら帰路につきます。
出口に近くなった辺り、ミツマタが減り、代わりにシャガが現れます。
そうなんです。
ここは、ミツマタが終わると、次は4月末~5月中旬にシャガが群生するそうです。
今は葉だけですが。
ヤマネコノメソウが生えていました。
後にも先にも、咲いていた草はこれだけ。
それにもビックリです。やんたんでももうちょっと咲いてますよ~
ミツマタ勢力おそるべしですね。
左手、スギの古木に守られるように祠がありました。
右手のスギは由緒ありげ。
前の看板を読んでびっくり。この山のスギは、すべてこの木の子供なんだそう。
この木自身は1959年の伊勢湾台風で損傷し、今に至っているそうです。
見上げてみました!
山を抜け、里の道へ。
こちら、群生地オープン期間には、特産のとち餅を売るテントや、おトイレもあります。
入園料は200円で、自分で箱に入れるタイプなので、入れずに入る人も多数。
地元住民の方の努力で維持されている場所なので、感謝して見ないとですね。
道の両側には、大きく育ったフキの花。
なんとヤマエンゴサク!
ツクシが一杯~
山側には、ぶら下がり系のキブシの花。
バンザイ冬芽・・・おっと、手が5本も!何の花でしょうか~
そして、道の出口近くには・・・
瞳だらけや~
星の瞳こと、オオイヌノフグリがびっしり咲いていました!
本当にノンビリした気分になりました!
続いて、恒例のわち山野草の森に移動します。
【撮影:2024/3/30 京都府綾部市】