京都府立植物園を出て次の目的地勧修寺に着いたのがちょうど午後1時。
京都市営地下鉄東西線小野駅から徒歩で5分程度です。
途中お馴染みの山科川(といってもかなり上流ですが)を渡ります。
日本の川にはソメイヨシノがあるといっても過言ではありませんが、ここもそうでした。
満開のソメイヨシノは絵になりますね~
これはなんでしょう。
全然今日のテーマの桜と関係ないのですが、小さい畑のブロッコリーの花が満開に。
レースのような美しさについついパチリ。
それにしても、収穫時期を逃したということですね。
前にも行った勧修寺、白い塀沿いに早くもサクラが現れました!
前に行ったのは1月初め。松の内ではありましたが、寒くて閑散としていました。
そうそう、この門です。
奥にサクラが見えていますが、右手の車がちょっと邪魔かも・・・
なんと、ここ勧修寺はこの門から車で入れちゃうんですよね~
拝観料を払って左手の門から中に入り、前にも行った広場のような境内に向かいます。
お~サクラが満開ですね!
奥の方に見えている塔のような建物は観音堂、別名大斐閣です。
振り向くと山が借景に。
大斐閣とサクラ
大斐閣の鳳凰とサクラです。
少しピンク色を帯びたソメイヨシノ、とても綺麗。
氷室池にはアオサギの姿が。人が近づいても逃げないので、皆さんスマホでパチパチやってました。
氷室池沿いの小径を進んで振り返ると・・
あら、大斐閣がいい感じでサクラに囲まれています。
ちょっとズームで
なるほど~、この光景が絵葉書などで使われているのですね。
ここのソメイヨシノ、それほど本数がありませんがインパクト大です。
それにしても、頭の上からギャーギャーうるさい声が聞こえてきます。
この声はひょっとして・・・あ、あそこ!
しっかり婚姻色になったアオサギが二羽。子育て準備が整ったのかな。
ここだったら邪魔されないかもですね。
池の畔のカナメモチ、蕾がもう付いていました。
ドウダンツツジの花ももう少しで開花。
(注:今はもうあちこちで白い釣鐘型の花を咲かせていますよ~)
そして前回も見た宸殿。
通路の脇の桜はまだ蕾でしたが、横っちょからこんな花が先走って開花。
そして突き当りにあるのが書院ですが、こんな写真しか撮ってなくて・・・
(手前の方です)
ここで注目すべきは、書院前のお庭。見事だと思われませんか。
こちらの灯篭は水戸光圀公が寄進されたものとのことで、ちょっとユーモラスな形をしています。
そして前に生えている木は樹齢700年と言われるハイビャクシン。
書院の南庭にはハイビャクシンが植えられ、背後の大斐閣を借景に素晴らしい光景を作っています。
でも看板邪魔かも・・・
このハイビャクシン、別の場所から見たらこんな感じで、根元はかなりインパクトがあります。
ヒノキ科ビャクシン属、イブキの変種。
地面を這って丈夫なので、庭園のグラウンドカバーに使われることもあるとか。
なかなか見ごたえのあるお庭でした。
他にも、ヤブツバキの生垣や
宸殿横のカエデ
こんな黄色い品種のカエデも。
どれも初々しくて、春を感じさせてくれました。
帰りも白壁沿いを通ります。
ピンクのしだれ桜(紅八重枝垂桜?)が可愛かったですね~
人も多くないので、今度は紅葉シーズンに訪れてみたいと思います。
この時点で時刻はまだ14時前。
ところが予備も含めてカメラの電池が切れてしまい、そのまま帰宅。
山科川を歩けなかったのが残念でした~
【撮影:2024/4/6 京都市山科区】