橋寺にて、五色椿に枝垂れ桜・・・

朝のシンデレラ散歩で出かけた宇治川右岸。
一番の目的は、橋寺でした。
というのも、今ちょうど咲いているはず。
咲いていました！

　　　

橋寺（放生院）にはこの大きなツバキの木があり、季節になると沢山の花を咲かせます。
意外と有名ではないようで、検索しても自分のブログくらいしか出てきません。
でもよく見ると、１本の木から色々な色や模様の花が咲いていて、実に美しいです。



上の写真では、真っ赤とピンクと赤の絞り。
その赤もよく見ると・・・


和紙のような風合いの花弁にろうけつ染めをしたような白い模様が。
それも花によって斑の入り方が違い、一つとして同じ花はありません。
　　

白もあります。


白は上の方に集中。


全部模様が違うので見ていて飽きません。


根元には散った花が沢山。
傷みやすいのでもう茶色になっていました。花の命は短くて・・・ですね。


橋寺で咲いていたのはツバキだけではありません。
急な石段を登って中に入ると、一番に目に飛び込んでくるのはこんな光景。


黄色いスイセンが見事に満開でした！


ソメイヨシノはまだ蕾。


でも本堂前のしだれ桜は咲き始めていました。






そして本堂前の白い花は・・・


やった！見たいと思っていたリキュウバイです。
バラ科ヤナギザクラ属。


これも見たかったんですよね～
花の中央の緑が独特です。


おや、本堂前の小さい手水がツバキの花手水に！


いいですね～
癒されますね～


前にご紹介したマニ車と境内の光景


本堂横のお庭には、濃いピンク色の桜。


ピンクが濃くて少しぶら下がっているのでカンザクラの系統でしょうか。


そして奥の方にはナツミカンの実が沢山！


小さいお寺ですが、花が沢山あって大満足です。
おや、まだはだかのイチョウの木に鳥が何羽かとまって新芽を啄んでいました。


ヒヨドリです。こら～、芽をたべたらあかんよ～


ということで帰ることにしました。
急な石段、手すりがなかったら落ちそうです。


イロハモミジに花が！




いや～、今年も期待していた花が全部みられて本当に満足です。
宇治には見所がいっぱい！
京都にお越しの節には、ぜひお立ち寄りください。

【撮影：2024/3/31  宇治市】