なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

植物生態園の春の花 その2~京都府立植物園2024/4上旬(3)

2024-04-19 05:56:33 | 植物

植物生態園にはまだまだ色々な花が咲いていました。
今日も写真の後に名前方式で載せていきますね~
最初はこちらです~



なかなか綺麗ですよね!
2か所で咲いていました。
最初に見つけたのはこの群落です。


ちゃんと開いていない花が多く、おまけにみんなそっぽ向いてる!
こちらはイチリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。
野山でも見かける花ですが、これだけ咲いているのは見たことがありません。


イチリンソウが来たら、お次は・・・


よく似た花ですが、いくつか違いが・・・


先ほどのイチリンソウが一輪ずつ咲くのに対し、こちらは葉から2本の茎が出ています。
そう、こちらはニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)。
花の大きさが少し小さいこと、イチリンソウに比べて葉の切れ込みが少ないことも特徴です。



まさに満開!
2輪の花は時間差で咲くので、タイミングが合わないと1輪しか見られません。
今回はベストタイミングだったようで、どの株もちゃんと2輪の花が咲いていました。

ここからは湿地ゾーンに咲いていた植物です。
ずーっと工事中で立ち入り禁止だった湿地ゾーンですが、木道が修理され通れるように!


おや、左手に咲いているピンクの花は・・・


お~、クリンソウ(サクラソウ科サクラソウ属)ではないですか!
まだ3段目くらいでしたが、元気に咲いていました。
クリンソウといえば、京都北部の自生地と六甲高山植物園。
今年もどちらか見に行きたいです。


そして奥の方にびっしりと咲いている花は・・・


ちょっとズームで見てみると・・・


アブラナ科のようですね。
さらにズームで見ると、細い実が万歳しています。
こちらはニシノオオタネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)です。
よく似た花を宇治川沿いでも見かけますが、同じ花かどうかは不明です。


お次は池の方に移動。
咲いていました!


ヒントは葉です。三枚の葉が輪生しています。
花も結構特徴がありますよね。


ミツガシワ(ミツガシワ科ミツガシワ属)です。
近くの深泥池にこの時期沢山自生しています。
あ~見に行ったらよかった!

こちらはもっと身近に見られる花。


地元の田んぼでも時々見かけます。
オモダカ(オモダカ科オモダカ属)です。
雌雄異株、こちらの団子鼻のような蕊が中央にあるのは雌花です。

いや~なかなか色々と楽しめますよね!
湿地ゾーンの全景。ほんの小さいスペースです。


写真を撮っている間、近くの木の上で一羽のシジュウカラがしきりに羽繕い。
全然逃げないので、パチパチ撮っちゃいました。

 

スッキリ


う~ん、まだ繕い足りない・・・
 

羽ぱたぱた~、尾羽もぱたぱた~
 

すっきりしゃきっ!


シジュウカラは動きが早いので、久しぶりにちゃんと撮れました。
よかった~

明日は京都府立植物園で見た桜以外の木々です。

【撮影:2024/4/6  京都府立植物園】

 



コメント (15)
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