まさか咲いていないだろうと訪れたアジサイ園。
なんと!
いらっしゃいませ。よく来てくださいましたね~
頑張って咲いてるの。ゆっくり見て行ってね!
痛いほどの紫外線ですが。まだ綺麗な花が点々と・・・
最盛期には来られませんでしたが、この時期(7月26日)まで残っていたことに感激です。
ほとんどのアジサイ園は、花が終わりになると来年に備えてバッサリ剪定されます。
ところが、ここではまだそのままの形で残っていました。
ほとんどは茶色くなったり、ドライフラワー化していましたが、このように綺麗な花もあってすごく嬉しくなりました。
ちなみに、2015年6月の写真が残っていました。こんな感じで斜面に沢山アジサイが咲き、下の方が水生植物のゾーンになります。
アジサイ斜面の反対側の斜面を降りるとそこはモミジ谷・・・
この日は真夏日、35℃超えでしたが、緑のカーテンでほっと一息。
さらに進むと、秋にはミゾソバ群落となる奥山田川。今はこんな感じで何もありません。
暑そうでしょう(笑)
目を凝らすと、ところどころにセリの花が咲いていました。
普段ならスルーするところ、ホッとする白。
奥山田川にかかる橋を渡って普段は花木園に行くのですが、今回は時間がないし、何も咲いてそうもないのでパス。
左手のナギイカダを横目で見ながら帰る方向に進みます。
ナギイカダ(クサスギカズラ科ナギイカダ属)は、地中海沿岸を原産とする、雌雄異株の植物なのですが、
なんと!
・ナギイカダは木のようだが草。
・葉のように見える部分は、「葉状枝」と言う枝が変化したもの。
・花は葉状枝の付け根に咲く(=筏の名前の元)
・ナギイカダのエキスは健康食品として利用される(耳鳴りの治療!?)
等々、驚きの事実が沢山。
(植木ペディアより。学名はWikipediaより。)
棘を利用して、動物除けにも使われるそうです。
実や花はとても小さいので、注意して探さないと見つけられません。
いや~、植物は奥が深いですね・・・
山田池、あと一回だけ続けます。
(つづく)
【撮影:2019年7月26日 山田池公園】