なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

暑い日本には熱帯スイレンが似合う!~私市植物園2019年8月(1)

2019-08-23 04:58:49 | 植物

暑い暑いと言ってる間に8月ももう10日を切りましたね。
なんだか天気もイマイチで、もうちょっとカンカン照りの夏が続いてほしい・・・なんていうのはワガママでしょうか(笑)

さて、今日から3回にわたり、そのカンカン照りの日に行った大阪市大理学部附属植物園(通称、私市植物園)の様子をご紹介します。
写真からも暑さが伝わるのではと思いますが、その暑さも一緒にお楽しみくださいね~
第一回の今日は、私市植物園イチオシの熱帯スイレンです。
温室でよく見かける熱帯スイレンですが、ここでは園に入ってすぐのところにある四角い池に普通に咲いています。
さすがは研究施設、最近よく出かけていた「モネの睡蓮池」とは趣が違いますが、きちんと品種まで表示されていてありがたいです。



ということで、今回は名前入りで豪華な熱帯スイレンをお届けします!
最初は入って左手側。薄紫のノッポさんは、「アズレア」。性質は強いそうです。



少しだけ逆さスイレンも・・・



隣には、爽やかなレモン色の花。「セントルイス・ゴールド」です。
星形に咲き、きれいな黄色という説明版が・・・





お次は紫系が二種類。こちらは「コロラタ」。説明は「全体に小型」。そうですか。
私としては、形も色も元気いっぱいな感じで素敵だと思います。



もう一つの紫の花は、「デレクターG.T.ムーア」。紫系の代表品種で、繁殖力がやや弱いそうです。
さきほどのコロラタより大きいのですが、写真が超いい加減なので、同じに見えます。



お隣は、スイレンではなくこちら。パラグアイオニバスです!!



みずの森にもありましたが、狭い範囲にぎちぎちに詰まってるので、こちらの方がインパクトがあります。
中央には、開花待機中の蕾が・・・
夜に行くと花が見られるかもしれません。
開いてないやんか~とお思いでしょうが、なんと!
9月6日(金)・7日(土)の2日間、20時半まで開園して熱帯スイレンとパラグアイオニバスの観察会があるそうです。
興味のある方は、18時半からの観察会に参加してみられては?
蕾が開花した様子がみられるかも・・・



入り口右側の池(ブログ1枚目の写真の池)にも熱帯スイレンが咲いています。
こちらは赤系。まずは「レイデケリデリア」です。ピンク系ですね。



こちらはもっと鮮やかな赤。「アンドレアナ」です。
花は小型で、赤みが強い・・・と書いてありました。なるほど、その通り。



夏~な色ですね!



熱帯スイレンですが、説明版によると、5月から10月まで咲くそうです。
いつ行っても見られるスイレン、見逃さないようにご覧くださいませ~
最後は、スイレン池の横の蓮の花托にのったショウジョウトンボの倒立で。
また明日ね~



(つづく)

【撮影:2019年8月12日 大阪市大理学部附属植物園】






コメント (10)
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