なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

小さい花、まだありました♪

2018-04-28 07:07:03 | 植物
宇治川沿い、林縁の花たち。
それほど珍しい花ではありませんが、まだまだ小さくて可愛い花が咲いていました。

うっかりすると見逃しそうな花たち。
できるだけ自然の姿を紹介したいと思います。

トップバッターはこの子。
何の花でしょう?



ハコベの花のようですが、5本の花柱が見えます。
これはウシハコベですね!
ナデシコ科。
10枚花弁があるように見えますが、1枚ずつが切れ込んでいるだけで、じつは5枚です。
ミドリハコベは良く見るのですが、ウシハコベはあまり見かけません。
他のハコベ類に比べ、段違いに葉が青々と逞しいです。


(冬の間から青々茂っていた葉)


そのミドリハコベも咲いていました。
こちらは花柱が3本です。
コハコベよりは大きいですが、ウシハコベに比べると大人しく見えます。




お次はキンポウゲ科のヒメウズです。
いたるところに生えていました。
どれもうつむいて咲いているので、なかなか顔を撮れず。



花の部分だけ無理やりトリミング。



実になっているものも結構ありました。



石垣に這うヒメウズたち。




こちらはお馴染みキュウリグサ。
どこにでも咲いているキュウリグサですが、山の中で咲くキュウリグサは一味違う。
ムラサキ科らしい上品な美しさ。
空色と黄色の取り合わせが爽やかで、くるんと丸くなった花序も素敵です。
さそり状花序と言うそうですが・・・




近くに咲いていたこちら。
キュウリグサに似ていますが、丸まっておらず、花の中央の王冠のような部分が白い・・・
これがひょっとしてあのハナイバナでしょうか。



小さすぎて写真はこれが限界です。


そして、いたるところに生えているこちら、ヤエムグラ(アカネ科)です。
よく見ると、地味~な花が咲いていた!



丸い実になっている株も。



これ、千切って投げたら、すごく引っ付くんですよね。
ついイタズラしたくなってしまいます。










コメント (10)
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