なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

釣鐘型のツツジの仲間~アマミアセビなど

2018-04-07 08:41:46 | 植物
さてさて、今日も京都府立植物園で見かけたツツジ科の植物です。
といっても普通「ツツジ」といって思い浮かべるラッパ型の花ではありません。
スズランのような壺型、あるいは釣鐘型のツツジが色々咲いていました。

最初はアセビ属の2種。
1つめはアセビです。
生態園ではまだまだ純白の小さい花をびっしりと咲かせていました。





思えば今年の初見は1月20日の大阪市大理学部附属植物園。
花期が長いですね。

1月に見た最初の一輪。



2つ目、アマミアセビ(アセビ属)。



写真では分かりにくいですが、アセビに比べて花がふっくらと大きく、見た目も豪華です。
最初はリュウキュウアセビと思われていましたが、詳細な検討の結果別種とされたそうです。
絶滅の危機に瀕しており、京都府立植物園では沢山の苗が育てられていました。

新芽が赤くて綺麗です。



2月に見た蕾。蕾も大きいです。



お次はドウダンツツジ属の2種。

ドウダンツツジが咲き始めていました。



ドウダンツツジ、漢字で書くと、灯台躑躅。
「灯台」は、枝の分枝の様子が、昔の結び灯台に似ているからだそうですが、全然イメージできません。
別名の満天星は、中国の伝説から来ているそうですが、小さい純白のつぼ型の花がびっしり付く様子は確かに満天の星のよう・・かな?


(同じ場所、去年の4月下旬の様子です)


もう一つは、京都府立植物園でお馴染み、ホンコンドウダンです。
今年も可愛いピンクの釣鐘を沢山咲かせていました。
別名、ピンクシャンデリア。



1月21日に投稿した、「ハーイ、お久しぶり!」のホンコンドウダンが花開いたものです。
詳細はこちらへ(手抜き^^;)
→ https://blog.goo.ne.jp/natumkn/e/1ae0a944a7e39b362ffa37ba31412e52


最後はスノキ属のウスノキです。
生態園に小さめの木が一本あり、いつ見ても、1つ2つしか花が付いていません。
タイミングが合わないのか、いっぺんに咲くタイプではないのか・・・



こちら、去年の7月の写真ですが、真っ赤な臼型の実がなります。


ウスノキは臼の木で、この実の形が由来だそうです。
スノキ属ですが、「う、スノキ」ではないので念のため・・・(笑)


釣鐘型のツツジ、いかがでしたでしょうか。
他にも、5月に咲くサラサドウダンやベニバナドウダン、アブラツツジなどがありますが、もし見たらその頃またご紹介しますね^o^/













コメント (15)
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