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戦後決議

またまた更新が滞りがちになってしまい、反省です。色々と書きたいことはあるのですが、頭が働かないのです・・。

今日の国会は、衆議院は本会議・委員会ともに開会されず、参議院ではTV中継・総理入りで予算委員会が終日開会されました。

質疑の中でもやり取りが出ましたが、今年は戦後70年を迎えた節目の年です。

そこで、国会として戦後決議を採択したことがあるのかどうか、について紹介したいと思います。

衆議院では50年、55年、60年の計3回の決議を採択しましたが、参議院ではありません。

衆議院で採択された決議について見てみます。

平成7年6月9日 第132回国会 衆議院本会議
「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」

平成12年5月30日 第147回国会 衆議院本会議
「戦争決別宣言決議」

平成17年8月2日 第162回国会 衆議院本会議
「国連創設及びわが国の終戦・被爆60周年に当たり、更なる国際平和の構築への貢献を誓約する決議」

平成7年の第132回国会での戦後50年の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」では、当時の新進党が欠席、日本共産党が反対、現内閣総理大臣ほか、70数名の与党議員も欠席したとの報道がありました。

平成12年の第147回国会での戦後55年の「戦争決別宣言決議」でも民主、共産、自由、社民の各党が反対、平成17年の第162回国会での戦後60年の決議でも全会一致にはなりませんでした。

参議院での本会議決議は、全会一致の原則があることから、戦後決議は採択されていない、という見方が大勢を占めていますが、それだけが理由ではないような気がしています。
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