もみじさんの山小屋へ行ったのは進化している山小屋や野菜類もみたかったが地方言葉で”ひよ”と呼ばれるガンピ採集が目的だった。
2度採集させてもらっているので生えている場所もわかっているし彼女が畑仕事をしている間に一人で採集に行くつもりが一緒に来てくれた。
私は葉を捜して幹を手繰って探すがが彼女は幹を見て探す。
思わず一人では採集できなかった大きな枝が採集できた。
このガンピはもみじさんのみかん畑へ行く道端に生えている。
みかんの減反政策でみかん栽培をやめて14~5年前に車では通らなくなった道路に生え始めたようだが生長が遅い。
新芽は10センチほどしか伸びてない。
大きくても3メートルぐらいだそうな
それに栽培は難しいようだ。
ミツマタやコウゾに比べて貴重品扱いされるがうなずける。
第26回野草(イエツァオ)展に出品した紐の芯に使ったがコウゾでは出ないしなやかな動きが出せる。
採集した場所は暑いので杉の大木がが繁り去年もみじさんが護岸工事した谷間のとても涼しい場所で皮を剥いだ。
巷は猛暑だった。
一番暑い2時過ぎからヒグラシが鳴く5時過ぎまで。
爽やかな天然クーラーの中仕事ははかどった。
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