秋にもミョウガ

今日花が一個も咲いてない最高級のみミョウガを大量に採集した。

ミョウガは８月に帰省したとき薄黄色の花が咲いたのを採集すると思っていたので驚いた。

今日は昨日に続き東京へ送る野草の注文があり８月にミョウガを採集した方面へ行ったのでまだ咲いているかと思っていってみた。

８月に咲いていた場所には花が終わってすかすかになったのが数個あった。

その時咲いてなかったまだ若い茎の根元によく見ると出ている。

花が咲いてないのでじっくり見ないと見つけられない。

一個見つけると次々と見つかる。

花もおとこえしやフジバカマ、ウツギの実など秋らしい草が採集できた。

ミョウガも花のうち。

一緒に送りました。

私は物覚えが悪く、物忘れが人一倍なのは子供のころからミョウガが好きだったからだと思っている。

一昨年までは８月に帰省すると屋敷に採りきれないほどのミョウガが咲いていたが道路にかかって屋敷が狭くなりミョウガは全滅した。

今日はうれしい散らし寿司の差し入れがあり夕飯を作らなくていいので大量のミョウガを薄切りにして酢漬けを作った。

田舎では何かあると散らし寿司を作る。

誰からいただいてもその人の味がしてとてもおいしい。

私は作ったことがない。

器の準備をしたり酢漬けの汁を作ってみょうがを薄切りにするだけで一時間以上かかった。

これがあれば一味違った料理が出来る。

ちょっと野に出ると幸せが転がっている。

金生町生活も慣れてきた。

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伯方島

ガッシリと低めの大三島橋を渡って伯方島へ向かいます。

着いたもののガソリンが気になり始めた。

普通なら４０～５０キロごとにガソリンスタンドはあるのであまり心配したことはなかったが島での状況はわからない。

今日は日曜日、田舎だと農協がやっているガソリンスタンドで土日が休みのところがある。

ウロウロと聞く人を探していたら小学校らしきところで野球大会でもあるのか大勢の人が集まっていた。

聞くと「島の人間でないから」といわれたりしたが今治から来た車の助手席に乗っていた女性に橋を渡ったところにあったと教えられた。

伯方島は今治市なので市の何かの催しが開かれていたみたいだ。

農協経営でないガソリンスタンドがあった。

やっと安心して走り出す。

伯方島には”船折の瀬戸”という航海の難所がある。

私には潮の流れがわからないのでただ穏やかで美しい景色に見える。

大きな船がゆっくりと進むのをただボーっとながめているのは夢のようだった。

なんとなくこの島で野外教室を開きたい思い始めた。

伯方島での走行距離１７．７キロ。