YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

in take で、、ヤワラか頭にしよう!

2011-02-26 | Miles Davis
いやいや Miles Davis の発掘盤がでました~ “Bitches Brew Live”です。。1969年ニューポート・ジャズ・フェスティバルのあの・・ウェイン・ショーターが参加していない。。Live と1970年のワイト島フェスティバルのLive音源です。 いやいやどんどん素晴らしい音源が出てくることに感謝でございます。。ありがたやありがたや・・・

まずは前半3曲・・・ ジャズライヴのお客さんの入りがどんどん低迷した60年代後期、、ロックの波が世界を席巻します。 そんな中この状況を打破し、、新しい世界へと柔軟に思考を変え、行動を起こしたMiles は、ニューポート・ジャスフェスティバルにロックアーティストを呼ぶことに、、 レッド・ツエッペリンやスライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジェスロ・タルなどの面々。。このフェスティバルでマイルスは自分以外のほとんどのバンドを観客目線で観たようです。ライヴ・パフォーマンスもそうなんですが、、お客さんの反応など粒さに観察したとか・・・ そして7月5日(土)の午後自身もステージに上がります・・交通渋滞でなんとウェイン・ショーターが現れず、、そのまま、マイルスとチック・コリアとデイヴ・ホランドとディジョネットでステージで奏っちゃいます。。 凄い。。 そんなショーターのいない、、音、、超~ロックしてますね。。 ディジョネットのスネアのキレがビシビシで、、その上をマイルスとチック・コリアの跳ねるピアノの音色が、、疼きます。。。。 ジクジクと、、 “Bitches Brew”へ入る最初の2曲もマナマナしく、、探りながら紡ぐ音にすごく新鮮さを感じます。。生きの良い寒ブリちゃんって感じがよいわぁ~

フェスティバルは翌6日。。。ツェッペリンのステージの時、柵(フェンス)が壊れ、、中止へと・・その状況を目のあたりにしたマイルスは強い衝撃を受けたのではないでしょうか・・時代が大きく変わっている。。この熱狂こそ自分が向かうべき方向とマイルスは感じたはずです。。。。

そして後半の4曲~9曲目は、、ワイト島の伝説のLiveですね。 “Bitches Brew”の録音が69年の夏に始まり、、激動の紆余曲折の中でこのワイト島のフェスティバル1970年8月29日までがMilesの夏と言われていますね~ ショーターが3月で脱退。またキース・ジャレットが加入しダブル・キーボードへ・・・そんなメンツで、、いよいよワイト島のステージへ。。 マイルスとゲイリー・バーツ(sax)にチック・コリアとキーズ・ジャレットの鍵盤コンビにホランドとディジョネットのリズム隊にアイアート・モレイラのパーカッションが加わって。。。独特な音を醸し出します。。 その圧巻はステージを生で体験してみたかったなぁ~ 出演者中唯一のジャズ・バンドはアフロヘアーにベルボトムで・・マイルスのエッジの効いた音、、音のすべてがとんがってきるようで。。。挑む音だよね~ まっ本当にカッコいいとはこの「音」だね~ 凄まじい!!!

どんどん自分が年齢を重ねると「変えられない」人が多いですよね。。特に40歳も過ぎればさっ、、しかしマイルスの鋭い嗅覚は今かぎ分けなくてはいけないモノを的確に捉え・・どんどんin takeしていくんだよね。。柔軟に、そして実現可能なメンツを集めてカタチにしちゃうパワーは、、本当に学ぶべきことが沢山あります。。 死ぬまで続くマイルスの飽くなき追求探求心。。。それが歴史に刻まれる名盤とどんどん生み出す秘訣かもね。。 営業担当のあなたも、、マイルス聴いてヤワカラ頭でどんどんin takeしましょう~

Call it Anything (part 1 of 4)


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