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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

限りなくクロに近い灰色?!

2011-02-09 | Jazz
.....回り放しのプレーヤーにレフト・アローンのレコードを載せようとした。ビリー・ホリディが幽霊のように写っているレコードジャケットから盤を出している時・・・・・ 
村上 龍 氏の『限りなく透明に近いブルー』の一節でも登場する・・・ Mal Waldron “Left Alone” 日本では大変に有名な楽曲の一つですね。。 午前中雪が舞い散る東京の灰色を空に、、なにかもの悲しさを感じて、、遠く霞むスカイツリーが完成するのが何か淋しいような。。一人背高ノッポが、、レフト・アローン的だったりして、、 ちょっぴりセンチに今日はマル・ウォルトンです。 1957年からビリー・ホリディの伴走者となり、彼女が他界する1959年までその役を務める。59年2月にこのAlbumを録音しビリーへの哀悼を込める。。 ビリーが作詞しマルが作曲したこの曲がスタンダート・ナンバーとなる。他の曲もビリーが好んだ曲をセレクトしました。。

タイトル曲は日本のジャズ喫茶でも超人気曲となり、、、ジャッキー・マクリーンのアルト・サックスの音色とマルのピアノの調べが止めどないモノ侘しさを喚起します。。ビリーが亡くなる直前かかれた作品だけに、、ビリーが歌った録音は残されていません。しかしジャッキーのアルトの音がビリーを思い起こさせ。。刹那な空気感は・・・限りなく透明な色の感じがしますね。

3曲目“You Don't Know What Love Is”ではドラムのアル・ドリアーズのブラシがまたいい雰囲気を出して、、ビリーの愛唱歌をしっとりと聴かせます。。

レフト・アローンの最後の曲が終った。布を裂くような音でレコードは、まだ回っている。 -限りなく透明に近いブルー

小説の世界で甘い幻想とほろ苦い現実のはざまで揺れるココロ模様が・・・素敵ですが、、現実の世界は限りなくクロに近い灰色ばかりで、、八百長問題では出るわ出るわのボロ・・・ 聖人なんていないんだから。。やってるよ。。人間無駄に金をもつと碌なコトにならないから。。。良くも悪くも欲だよ。。。。欲望も使い方が間違えばトンデモないことになるからね~ 政治の世界もそうですしね~ 誰かのためになんて綺麗ごとではみえない欲の世界・・・・・ そういえばどっかの居酒屋の創業者がこんどは東京都知事選だって・・・ いいかげんにしろ。。よく4チャンネル出てるからナベツネとなにか握ったか? これからの動向が楽しみだね・・ 表面のかっこよさと内面のクロに注意しないと。


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