
“大きな台風が北上中”というニュースが流れている。
北の国、ユー地区にはその影響は及んでいないが、一方の季節は
深まるばかり。
黄葉する木々は黄色に、紅に色づく木蔦や木々は紅色に。
そして、その中間色と、針葉樹の深い緑と斜光線とがが相まって、
季節の色を紡ぎ出す。
木蔦の葉だけでも、これだけの色彩を見つけることができる。
彩度を思い切り上げて撮った画像だが、見た目はこちらに近い。
デジカメの“印象派”的表現とでも、言っておこう。
芝に落ちたカツラの葉裏に、朝の露が浮かんでいた。
ユー地区の北に鎮座するポロヌプリの山頂が白っぽく見えたので、“もしや”
と思いズームアップしてみたが、そう見えたのは光の綾か。
黄葉は進んだが、落葉松の黄色はまだ加わっていない。
手前の木々も、緑が強い。
サイロの木蔦が葉を落とし、落葉松が黄金色に変わる頃、この山の頂にも
冬の先触れが降り積もる日が来るだろう。
今の目に入る紅葉の色彩を そのまま撮るには まだまだ技術が足らず;
そもそも ヒトが見ている印象と実際の色とは違うのか?と思ったりして、
それゆえ これほどカメラが進化しても プロ
とはいえ このサイロの画像は いつもながら素晴らしいですネ
蔦アップの微妙な紅葉具合の絵も好きです。
いつか 木蔦 どこかに這わせてみたいです
お試しあれ。
お山の紅葉・黄葉が思った色に写らないのは、偏光が掛かっていることが
多いですね。
その際は、偏光(PL)フィルターというのが有るのですが、面倒なので
使ったことなし。
朝夕の斜光線を使うと、メリハリのある画像になりますね。
で、木蔦。
こういった画像を見るぶんには良いのですが、繁殖力が半端なく旺盛なので、
上手くコントロールできるかがカギになります。
いつも思うのは、廃墟化した建物などの近くに植えておくと、田舎の風景も
ずいぶん見やすいものなるでは、ということ。
でもこれって、何となくばれるとお咎めを受けそうな気がします。