読書感想日記

最近読んだ本の感想

「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」 門田隆将 著 PHP研究所

2015-01-01 17:34:09 | ドキュメンタリー
正に日本人が持っている「底力と信念」、そして「誇りと使命感」であろう。
人類の叡智の結晶であるはずの原子力発電所で発生した爆発事故…
 その現場に踏みとどまり、目に見えない放射能に対し、命をかけて闘った人々の記録である。
 何としても、故郷を、そして日本を護ろうとする人々の息づかいまでが伝わり、私自身も呼吸すら忘れてしまう場面が続く。
 更に、あまりにも限られた条件下における決死の覚悟による彼らの行動に、幾度も胸が熱くなる。
 同時に、マスコミどもに作り上げられた我が国史上、最低最悪な政権が、妨害や隠蔽等をしたことで、以後途方もなく長期間にわたる莫大な損害を我が国に残したことを、決して忘れてはいけない。

 事態の収集に、正に命を削られた吉田所長のご冥福をお祈りします。


 果たして、フィギュアスケートの連盟やジャッジどもは、自分たちの役割に「誇りや使命感」を持っているのであろうか。
 どう見ても、自分たちに都合のよいスケーター以外は潰してしまおうという悪意しか感じられない。
 あまりにも不公平・不公正な採点が続くことに対して、この競技を極めようとしていた町田樹選手が、見切りをつけたではないか。
 スポンサーは、こんなジャッジどもに、何も意見できないのか。
 メダリストである解説者たちよ、あなたがたは、この状況を何とも思わないのか。

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