読書感想日記

最近読んだ本の感想

『社会学入門一歩前』 若林 幹生 著 NTT出版 

2008-03-12 16:03:51 | 随筆
 社会学とはどんな学問なのか、という山の登山口よりも、更にその手前の、そう、山全体を少し離れたところから見渡すような感じというのでしょうか。
私たちの普段の生活のこんなこと、あんなこと自体が社会学の対象で、それをこう見ることが社会学というものなんですよ、とわかりやすく説明してくれています。
 それが、いつの間にか、人と社会との関係や、専門化された現代社会についてナルホド、と読みすすんでいる自分に、少し驚きました。
 と言っても、本当に初心者向けに書いてある内容だからでしょうが…
 真面目に研究している方には失礼かとは思いますが、この本のお陰で、社会学って、私には結構面白そうな学問だと思いました。

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