なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

アレルギー食

2010-08-04 12:38:36 | 日記
今日の昼のメニューの一つ、ポテトサラダです。
卵アレルギーの子供用の、マヨネーズと卵抜きのサラダですが
見た目にはほとんど変わらず、味も変わりません。
二つ並んだ手前の方が、除去食です。

味見をしてみました。ねっとりしっとりとうま味たっぷりです。

「マヨネーズとゆで卵の代りに何を使っているとおもいますか?」
と問われて「えっなんだろう」としばらく考え込んでしまいました。
結果ですが、解りませんでした。

答えは「マヨネーズの代りに豆腐を使いました」ということでした。
豆腐をそのまま使うと、しらあえのようになり豆腐が目立ちすぎますが
フードプロセッサーで、豆腐をどろどろに混ぜるのだそうです。
まるでチーズのようなこくでした。

ポテトと人参とキューリをうまく包み込み、味も見た目も全く変わらない一品が出来上がったのです。

アレルギーの子どもたちは、3ん才ぐらいになると自分の食事は、他の子どもと違うということを随分意識します。
自分のアレルギーのことを知っているからです。
だからたとへ、他の子の食べている食事の方が美味しそうです我慢します。

だから、せめて見た葉も変わらない方法を研究したのが、今回の調理法です。
これで、アレルギーの子も同じように、美味しく食べられ、見た目も変わらない
給食が出来上がりました。

ありがたいですよね。嬉しいですよね。子ども達のために工夫する姿をこれからも発信します。