なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

行きつ戻りつ

2007-04-03 15:16:11 | 日記
進級はしたものの、その意味が理解できないすみれ組さん。
3月までは自分たちの部屋だったのに、もうお姉ちゃんだから
すみれ組さんだよーねー。こっちでネンネしようよー。

と、言われたって元の部屋の元の畳みにゴロン。
お布団がなければ、お布団だって運んできてまでゴロン。
意志がハッキリしているルナ、ユウキに、ミツキにナナカ。

遊びにはどこまでもいきたいけれど、ねぐらはまだまだ元の畳みの間。

先ほど愚図っていたアツシがニコニコ顔で行ったり来たり。少し寝ると調子が整うのだということを、理解した日。
ホンノ少しの時間だけ、ゴロンでグーグーしただけで、もうすっきりの子どもが何人もいる。
たぶん、朝が早起きなんだろう。
早寝早起き、うんいいなー。

チュウリップへの進級をしたボール男、いやレオも元のすみれの部屋で寝るのだと
昼寝時おお泣き。
戻りたい、戻りたい、まだまだ馴染まない。
それはそうだよーなー。
今の保育園は、目の前に子を受け入れることが大切なので、
新しい子も、抱きながら、元に戻る子はそれはそれでまたおんぶ。
いやはや、おんぶに抱っこの保育士は、
まるで天使だよ。優しさが基本だっ。ほんとにそうおもった。
今頃になると、どの子も少しだけ落ち着いて
行きつ戻りつ、だんだんなれていくんだねー。

雨のち曇り

2007-04-03 10:55:44 | 日記
朝から元気な泣き声の渦
すみれ組のアツシが機嫌よく遊んでいたとおもっていたら
自分のママに似ている保護者の顔を見て、思い出しては泣き泣き

雰囲気が似ているだけで、くしゅんくしゅんの涙声。
それにつられて、ミツキが泣きだし、
おもちゃに集中していた新人のカエデが、ユウキのパパを見て
泣きだした。

きっと自分のパパの後ろ姿に似ているんだろうねー。

さて、たんぽぽのサヤカ、あまりにも大きな声で戸をどんどん叩きながら
叫ぶ・・・。
部屋中がカミナリの地響きに襲われたかと
遊んでいた進級児も唖然として叫び声に集中。

毎日庭で遊んでいたサヤカだったのに、母親の顔が見えなくなったとたんのできごとだった。

あっちあっちと玄関を指さす。もう、手も足もバタバタで・・・なんとも力持ちなのだ。こんなに細い身体で?と感心もするし
この元気さならば、発散した後はケロッとしているだろうと予測。

案の定、20分後に声はもう聞こえなくなり、
落ち着いたようだ。前にいつも来ていた保育園だから、、
二階にはお姉ちゃんもいるから、、大丈夫だからと
泣いた後で、訳を話すと聞き入れて安心したともいう。

泣いている時は誰のことばも耳には入らない。発散したあと、人は必ず一息つく。
続かないのだ。1時間も泣き続けられる人は、そうそう居ない。
泣いては泣き止み、周りの様子を観察して、また泣き、また泣き止み。
周りを観察する。

それを繰り返しながら、遊びを見つけると居場所もおのずとできてくる。
おお泣きする子は以外に性格あっさり型が多い。
2才にもなると
保育園に来ている意味が少し分かってくる。家族で話しているのだろう。
その言葉の意味が少しわかり
でも居場所がなくて、不安なので、泣く。

それでも先生がしっかりと抱いて受け入れてくれると、信頼関係が結びやすい。
泣いては「間」をとり観察。そして雨のち曇り。
そのうち雨が降らない日もあり、晴れのちまた晴れになる。