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洒落の分かる詐欺集団?

2009-12-24 18:36:43 | 日記・エッセイ・コラム

ダジャレ大好き
 他人はダジャレというが、言葉遊びの「洒落(しゃれ)」。
 会話の中で、とっさに出るうちは、まだ、ボケてはいないと自覚する。

 先日、友人の市会議員Mを囲んでの忘年会の席で、M議員が、ある人を指して
 「この方は、僕の一般質問を13年間ずーっと、ボーチョー(傍聴)し続けてくれている」と紹介があったので、
 「13年?たいしたことはないね。Mちゃんは、60年間、ボーチョー(膨張)し続けているでしょうよ」
 体格が良いと言うより、太っているとの表現が相応しくなってきたMさんに応えた。

「どっきり」「だまし」も大好き
 「ダジャレ」だけでなく、ウソや冗談で人を驚かせるのが好きな私は、テレビの「どっきりカメラ」が大好きだ。やり過ぎで、たちの悪いどっきり番組もあったが、人を一時的に”だまし”、すぐ真相を明かした時の、相手のリアクションを見ることに、ひそかな喜びを感じていた。むろん、自分で「どっきり」をやる場合は、ごく親しい人に限るし、ネタ証(あかし)は、すぐやるのが絶対条件だ。

 ウソを言い通し、人に損害や迷惑をあたえて喜ぶ(儲ける)連中が多いこと。

 最近、思わず吹き出してしまう「しゃれた冗談」、いや、もしかすると「しゃれ」「冗談」ではなく、ウソを言い通す「どっきり」かも知れない出来事があった。
 
だまされるのは大嫌い
 あきらかに、営業実態のない会社から
1_2  「転換社債を買わないか。元本保証で毎月配当がある。高利回りだ」との案内電話を受けた。

電話を受けながらインターネットで、その会社名の情報を検索。
 「詐欺会社ではないか」の書き込みが多い。
 自社のホームページがあるが、営業実態が全くないことが分かる。「レアメタルなどの資源を扱っている」と書いてあるが、収支報告、主要販売先・仕入れ先はない。この先の、売上げ・利益予想のグラフだけである。
 電話をすぐ切ればよいのだが、資料を送るというので送って貰った。
 普通は、そのような電話には、
 「間違いなく、しかも大幅に上がる未公開株なら、お世話になっている取引先にこそ、お奨めしなさい」と応じるのだが、これは、おもしろいと思った。
 印刷物の会社案内には、どんなだましのテクニックが書いてあるのか知りたかった。
 どうと言うことはなかった。おそまつなホームページと同じで、空疎な一般論のみで経営実態を知る資料は全くない。むしろ、経営実態が全くないことを証明する資料と言える。
 株の購入申込用紙が同封されている。振り込み口座も書いてある。
 株を買いなさいと言いながら、判断材料のバランスシート類がないことで、考慮するに値しない株と分かる。
 そもそも、資料を送らせたのは、どんな内容かを見て、インターネットで警戒を呼び掛ける目的があったからで、早速、警戒を呼びかけた。

 写真を見ると、どこからでも持ってくることの2 できる材料を使っている。アフリカンパートナーに関連する証左となる物はなにもない。
 アフリカには、教育を受けられない子供が多い。満足な医療も受けられない。道路が未整備だ。しかし、アフリカには貴重な資源が多いなど、
誰でも知っていて、インターネットや新聞・書籍で手に入る写真や資料を並べるだけのパンフレット。
 アフリカンパートナー社が、なにをやってきたか、これから、なにをやるのか、具体性は全くない。学校、病院を建てたと書いてあるだけ。
 これだけ空疎なパンフ、電話の言葉にだまされる人がいるから不思議だ。被害者の神経を逆なでする言葉だが
 「だまされる人も悪い」
なんとなく、納得してしまう。
  
 資金運用や営業などしていなくとも、次々と出資金を集め、配当を続けている限り、詐欺だとは断定できない?から取り締まれないのだろうか?
 金集めが出来なくなって行き詰まり、破綻しても、
 「だますつもりではなかった」の言い逃れが聞かれるのだろう。
 
 詳しくは、私の別なブログを見ていただきたい。

 この別ブログに情報を載せた途端、いくつかのコメントが寄せられた。
 文は違っても、内容は同じ。あきらかに若者の文面で、
 「配当は出ている。お奨めの株だ」というもの。
 内部の人間だと分かる。
 その中に、ひとつ、告白文のようなものがあった。
 「1月に後悔準備に入るそうです」

 冒頭の「吹きだしてしまった洒落」とは、このコメント文だ。
 後悔する予告を書いてくるなんて!(株の)公開Photo に引っかけて、注意を喚起しているのだったら、良心の呵責で?、それとなく注意を呼びかける内部告発なのだろうか。
 それとも、ダジャレなのだろうか。
 近年にない傑作だ。負けた!!!
 こんな面白い社員?関係者?をかかえる会社名は「アフリカンパートナー」。別に「アフリカントラスト」というのも、インターネットの詐欺情報を賑わせている。