「のりピー」こと、酒井法子が覚醒剤所持容疑で逮捕された。行方不明になってから、ほぼ1週間の逃避行で、尿からの検出が難しくなったのか?鑑定結果は陰性だという。もし、そうなら、逃げ得ということになる。家宅捜査で出てきた量は微量とい
う。吸い残しと言うよりも、処分した残骸が発見されたのではないか。多分、のりピーは、見つかるほどの量は残っていないと判断したのではないか。見つかってびっくりしている状況かもしれない。
悪質な証拠隠滅を実行した。そして、起訴・公判維持が難しいかも知れないと言われる状況を作ってしまった。愛らしい顔から想像したくないが、したたかさを感じる。夫以外にも、覚醒剤にかかわる人物、相談できる人物がいるのではないか。
夫の逮捕に立ち会った警察官も、のりピーの容姿、態度で「覚醒剤の常用者と確信した」そうだ。それでも、逃してしまった。
有名人の強みだ。普通の人なら
「後で出頭する」なんて言っても、まず、認めて貰えない。警察官に強制できる根拠がなくとも、そんなことを感じさせず、説明もせず、強引に連行?(むろん任意同行の形にする)されただろう。
とにかく、証拠を隠すことは、かなりの部分で成功させてしまった。逃げ得を許さないために
「隠せー罪」が必要だ。
芸能人の覚醒剤汚染は根が深そうだ。
しかし、いつも、処分は甘い。「初犯だから」と執行猶予が付く。初犯ではなく、繰り返しの常用でありながら、「初めて検挙された」から「初犯」。
のりピーも、その筋(芸能界や覚醒剤業界?)では、有名だったようだ。マスコミの情報システム部門で働く息子も、今回の騒動以前から、とっくに「噂」として聞いていたそうだ。
常用者は証拠の隠滅は考えるが、覚醒剤使用については、感覚が、だんだん麻痺して大胆になっていき、隠くそうとする感覚がなくなっていく。
「吸引するなら誰にも分からないように内緒にやれ」が、ここに挙げた替え歌だが、もちろん使用を勧めているわけではない。既に、堂々とやっていて、周りも感づいているのに、問題にならないことを皮肉っているつもりだ。
のりピー本人は、「昨夏から数回」と言っているようだが、夫の自白内容(これも、あくまで警察発表だが)からも、そんなことはないようだ。本人談の警察発表のやり方は、もう甘い処分を前提にしている「におい」がする。
押尾なんとかいう男もそうだと思うが、覚醒剤の使用は、「悶絶するほどのSEX」が目的なのだろう。以前は、演奏家などの芸術家が、「研ぎ澄まされた感覚を得られるから」とか「徹夜が効くから」と言って使っていたのが多かったが、今は、ほとんどが「SEX」目的だという。
あるブログで
「覚醒剤は常習依存性があるわけではない」と書いている元使用者の意見を読んだが、
「あの感覚が忘れられない。もう一度」となるのが依存性だ。
のりピーの逃避期間中、「自殺の恐れがある」という話も聞いたが(息子もそう言っていた)、私は
「覚醒剤におぼれている最中の人間は、絶対に自殺なんかしない」と確信していた。
覚醒剤から、「なんとかしよう」「克服しよう」と本気で悩み出した人なら、その恐れは多大だが、今、おぼれている人間は、「悶絶するほどの感覚」が忘れられないから、自ら命を絶つことは絶対に、しない。