千曲市で自治体議員団会議の総会及び研修会が開催され参加した。研修会では、最初に長野県環境エネルギー戦略について説明を受けた。参加者からは「建築省エネ政策の展開には建築関係者のレベルアップうが必要ではないか」「エネルギー問題の市町村のオーソリティをどうつくるのか」「メガソーラーは開発行為としての規制が無い。傾斜地につくっても災害などへの対策上の規制もない」などの質問が出されました。
次に「長野県こども支援条例(仮称)案」について説明を聞きました。同様に参加者からは「青少年健全条例との関係は」「子どもの育ちを支える側に地域のコミュニティという概念も必要ではないか」「子ども意見表明権が明確ではない」などの意見質問が出されました。
二日目は、千曲市観光協会若林会長から「千曲市における観光戦略」についてお話を聞きました。「観光協会を社団法人とし、旅行業の認定を受けている。これが地域おこしの核になると、最近の取り組みでは「姥捨夜景ツアー」「りんご狩り」などを観光協会とバス会社でタイアップして企画、募集、催行している。今後、新幹線の金沢延伸を見通して、2次交通の確保や、大阪のお客さんを金沢経由で長野へどう引き込むかが課題であることなど積極的なお話を聞かせていただきました。
フィールドワークでは、JR姨捨駅から棚田を遠望し名勝長楽寺まであるいた。姨捨駅のベンチは、普通レール側に向いているのに反対向き。棚田をはじめとした善光寺平が一望できるようにしている珍しいベンチだ。長楽寺の半鐘はかつてディスカバリージャパンのポスターに使われた。