名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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「関係強要された」 元臨職の女性、千歳市と元上司に慰謝料請求

2015-08-12 | 労働ニュース
千歳市の臨時職員だった女性が、上司だった男性(54)から性的関係を強要されるなどの嫌がらせを受けたとして、市と男性を相手取り、慰謝料など計550万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こしたことが10日、分かった。提訴は5月26日付。

 訴えによると、女性は2006年4月から12年4月まで市の臨時職員として勤務。11年4月の職場の飲み会で、当時の上司だった男性課長から「好きだ」などと告げられ、その後もしつこく関係を求められるなどしたという。女性は「一連の行為は職場の飲み会が発端だった」として、市には使用者責任があると訴えている。男性はその後、別の課の課長や部長などを歴任。提訴された後の5月末から体調不良を理由に休みを取り、7月31日付で依願退職した。


「関係強要された」 元臨職の女性、千歳市と元上司に慰謝料請求

職員死亡「過労が原因」施設側に7千万賠償命令

2015-08-12 | 労働ニュース
和歌山県広川町の介護老人福祉施設の男性職員(当時49歳)がくも膜下出血で死亡したのは過労が原因として、遺族が、施設を運営する社会福祉法人などに約8300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、和歌山地裁であった。


 山下隼人裁判官は、男性が死亡直前の4か月間に月約90~150時間の長時間労働をしていたと指摘し、施設側に約7000万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2003年から、「和歌山ひまわり会」が運営する施設「広川苑」に経理担当者として勤務。同僚職員の退職に伴って09年9月頃から業務量が増加し、10年10月に死亡した。遺族は12年3月に提訴していた。

 判決で山下裁判官は、厚生労働省の基準に照らして「著しい疲労の蓄積をもたらす過重な業務に就いていた」と言及し、「施設側は、男性の業務内容や業務量を適切に調整する措置を採らなかった」と述べた。

 また、男性が働き続けていた場合、時間外労働が継続した可能性が高いとして、月45時間分の時間外手当(月額約9万5000円)も逸失利益として賠償額を算定した。遺族側代理人の弁護士によると、こうした判断は異例という。


職員死亡「過労が原因」施設側に7千万賠償命令

病気の連続で貯金が底をつく… 本当に自己責任? 下流老人の人生

2015-08-12 | 労働ニュース
いつだったか、元総理の小泉さんが「人生には3つの坂がある」なんてことを言っていた。上り坂、下り坂、そして“まさか”だとか。確かに、政治の世界に限らず人生一寸先は闇。何事も順調に計画通り進んでいたと思っていても、ひょんなことからすべてが暗転してしまう…なんてこともままある話だ。


 そして、それは“老後”も同じ。年金制度が崩壊寸前の今、若い頃から老後に備えて貯蓄をしたり投資をしたりしている人は少なくないだろう。数千万に及ぶ貯金を蓄えておけば、「これで老後に何があっても大丈夫」と毎日を安心して過ごせるものだ。

 だが、そんな老後計画も、“まさか”の出来事ですべてパーになることもある。ある男性は、定年退職時に退職金とあわせて3000万円の貯蓄があった。それで老後は安泰と思っていたら、二度にわたる心筋梗塞。その治療費などで貯蓄はすっかり消えてなくなり、今では生活保護で暮らしているという。

 また、別のある男性は銀行員として長年勤めてきたが、50代半ばで認知症の症状が出始める。それで職を失い、妻とも離婚して貯蓄はわけもわからないまま散財。12万円程度の年金で暮らす日々になってしまった。

 このどちらの例も、途中までの人生は順風満帆そのもの。それが、“まさか”によって老後設計が大きく狂って“下流老人”の仲間入りをしてしまったというわけだ。

 他にも悲惨な例は枚挙にいとまがない。親の介護で正社員の職を手放し貯蓄も使い果たし、老後になってホームレス。妻から熟年離婚を言い渡されて、金の管理も日々の暮らしもままならずに転落して下流老人化。鬱病で働けない子供を抱えてわずかな年金で家族3人の生活をなんとかやりくり。交通事故の加害者になってしまい、補償金の支払いで貯金がゼロに。

 どれもこれも、極端に言えば“自己責任”という意見もあるかもしれない。心筋梗塞の治療費で数千万円がなくなるなんて、高額医療費制度を知っていればありえないことだし、熟年離婚をされるのは本人の甲斐性の問題だ。けれど、簡単に「自己責任でしょ」と言って突き放してしまうにはあまりにも悲惨な現状がある。彼らとて、30代、40代の頃は幸せな老後を思い描きながら遮二無二働いていたに違いない。何かひとつの歯車が狂っただけで、誰でもこんな老後を過ごすことになる可能性はある。決して他山の石ではないのだ。

 ここまでであげた事例は、いずれも『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(藤田孝典/朝日新聞出版)に書かれている。この本では、こうした下流老人の問題をそれこそ“自己責任”で終わらせることをせずに社

病気の連続で貯金が底をつく… 本当に自己責任? 下流老人の人生

自腹でソープ接待の元課長 支払い済ませ、自分は居酒屋で待ち続けた日々

2015-08-12 | 労働ニュース
ソープランドでの接待はいったい何の目的のためだったのか。接待を受けた被告は「友情からだ」と語り、接待をした別の被告は「会社のためだった」と主張した。JR貨物の発注工事をめぐる贈収賄事件で、JR会社法違反(収賄)罪に問われた同社元幹部男性(46)と、同法の贈賄罪に問われた電気設備会社「カナデン」元営業担当男性課長(47)の両被告の判決公判が8月6日に東京地裁(戸苅左近裁判官)で開かれ、いずれも有罪判決が言い渡された。公判では、立場が違えば思いが異なることが鮮明となった。(太田明広)

 ■ソープ店の会員を上司の名前で登録

 元幹部は、JR貨物が発注した照明設備の改修工事などで、カナデンが照明機器などを納入できるよう便宜を図った見返りとして、元課長からソープランドで7回にわたり、計約42万円相当の接待を受けたとして起訴された。

 JR貨物の役員や従業員はJR会社法という法律で、公務員と同じように賄賂を受け取ったりすることが禁じられている。

 「ストレスたまった。行かない?」。元課長の公判での証言によると、元幹部がこう持ちかけてくると、ソープ接待を要求する隠語だったという。元幹部は指定する店があるほど、ソープ接待にのめり込んでいた実態が明らかになった。

 今回起訴された7件の接待のほとんどは川崎市内の同じ店で、指名女性も同じだった。店への会員登録もして、当時の上司の名前を
自腹でソープ接待の元課長 支払い済ませ、自分は居酒屋で待ち続けた日々

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製薬会社の営業マンは、薬局のオヤジの接待を同様に行っていましたね。(だいぶ前の話ですけど)
”自腹”とは聞いてません。

日本航空の労務政策 -考察・「沈まぬ太陽」-

2015-08-12 | 労働ニュース
かつて労働関連の役所の方に
「海老取川のむこうは無法地帯」と言わしめた日本航空の労務政策。

ベストセラーとなった山崎豊子作「沈まぬ太陽」からも、
それを読み取ることができそうです。
ストライキを決行すれば「殿様スト」などとマスコミに批判されましたが、
社内の多くの組合から裁判所や労働委員会などに訴えられた、
そして組合がストライキを決行せざるを得なかった背景・・・
ベストセラー小説のモデルにまでなってしまった
日本航空の卑劣な労務政策を、多くの皆様に知っていただきたく、このページを作成しました。


日本航空の労務政策 -考察・「沈まぬ太陽」-