名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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部下の顔を拳で殴り平手打ちも…38歳男性消防士が停職1か月の懲戒処分 「指導に熱入りすぎた」

2019-08-30 | 労働ニュース
 豊田市によりますと男性消防士は、今年6月、飲食店で開かれた親睦会で部下の男性(30)の顔を拳で4回殴ったほか、7月にも指導を守らなかったとして拳で顔を殴ったり平手打ちをしたりしたということです。

 男性消防士(30)は顎に全治1ヶ月の重傷を負いました。殴られた男性消防士が被害を申し出⇒続きはコチラ・・・・

就活の研修名目で女性呼び出し性的暴行か 容疑の経営者逮捕 福岡県警

2019-08-30 | 労働ニュース
面接に訪れた就職活動中の福岡市の無職女性(27)を研修名目で自宅兼事務所に呼び出し、性的暴行しようとしたとして、福岡県警博多署は29日、同市博多区板付、会社経営、中尾光佑(こうすけ)容疑者(35)を強制性交等未遂容疑で逮捕した。「顔は近づけたが、乱暴は➡️続きはコチラ・・・・

日本郵便の過酷ノルマは民営化のせい?経済合理性を無視する真の理由

2019-08-29 | 労働ニュース
 ここでまず知っておきたいのは、「ノルマ」という言葉の由来です。もともとロシア語で、社会主義国家だったソ連時代、個人や工場に割り当てられた、一定時間内・期間内になすべき生産責任量を意味します。経済活動の民営を原則とする資本主義ではなく、民営を認めない社会主義に由来する言葉なのです。

 この言葉を日本に伝えたのは、第二次世界大戦の敗戦直後、ソ連の捕虜となってシベリアに連行・抑留され、長期間の収容所生活を送った末、命からがら帰国した日本軍兵士らです。シベリア抑留では約6万人もが死亡したとされますが、その生命を奪ったのは、極寒、飢餓のほか、ノルマを課す過酷な重労働でした。

 シベリア抑留におけるノルマの実態を少し詳しく見てみましょう。それが資本主義に由来するものでないことがよくわかるはずです。

 重労働で特に厳しかったのは、炭鉱・鉱山での作業と伐採、貨物の積み下ろしです。極寒の中、斧やハンマー、のこぎり、一輪車などしか使えない、過酷な肉体労働でした。

 労働は1日8時間、月4回の休日と定められましたが、それはノルマの達成が条件です。達成できなければ罰として超過労働が要求され、給食が減らされ、休日が減らされました。労働報酬の支払いはノルマの100%以上の遂行が条件だったので、未遂行の場合は支払われませんでした。

 抑留者の中には、作業を免れるためみずからの手足の指をわざと切断したり、体温をごまかしたりする人もいました。ある意味で「不正」ですが、命にかかわる状況下でのぎりぎりの自衛行為だったと言えます(長勢了治『シベリア抑留』)。
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