名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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ハローワークが苦情会社紹介

2013-12-31 | ハローワークの求人票はウソだらけ?
ハローワーク:紹介先は「詐欺会社」 行政の情報共有なく
毎日新聞 ‎- 3 時間前
うそをついて健康食品を販売したなどとして、元社員4人が特定商取引法違反(不実の告知)罪で有罪判決を受けた東京都中野区にあった健康食品販売会社「日本健康促進協会(日健)」の求人を、ハローワークが出していたことが分かった。

続きは参考URLで!

紹介先は「詐欺会社」 行政の情報共有なく

明日は、「労働相談デー」052-912-5128

2013-12-20 | 労働ニュース
名古屋北部青年ユニオンの定例労働相談活動のご案内です。

 2013年12月21日(土)10時~16時

 電話:052-912-5128

 職場や就職活動などで何か困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

 労働相談のエキスパートと、僕達組合員が一緒に解決に向けて動きます。

組合員一人ひとりが、それぞれの体験に基づいて、同じ目線で考え、行動します。

 共に学び、働く環境を改善していく力を付けていきましょう。



自分の会社が「ブラック企業」だと思う瞬間「おわるのが翌日の朝4時」「突然人がいなくなる」

2013-12-15 | 労働ニュース
ちまたでよく聞く「ブラック企業」という言葉。2013年の新語・流行語大賞の候補語にも選ばれ、話題になっています。劣悪な業務環境のなかで働かされ、「もしかして自分の会社もブラック?」と思っている人も少なくないかもしれません。

読者の皆さんに、自分の会社が「ブラック企業」だと思う瞬間について聞きました。
調査期間:2013/11/16~2013/11/23
有効回答数906件(ウェブログイン式)
マイナビウーマン調べ

まずはこんな質問。

Q あなたの勤務先やアルバイト先は「ブラック企業」だと思いますか?
はい……19.6%
いいえ……80.4%

アンケートの結果、約2割の人が自身の会社をブラック企業だと思っていることがわかりました。それでは、具体的にどのような部分をブラックだと思っているのでしょうか?

■労働時間が長すぎる
「働かせすぎている。朝方まで勤務した人が残業している」(25歳・女性/情報・IT)

「以前勤めていた会社の話です。8時50分からの仕事で、おわるのが翌日の朝4時ごろ。自宅に帰り、風呂に入って飯食べて30分くらい仮眠とっての再び出勤です。ちなみに残業代はすべてカット」(33歳・男性/情報・IT)

長時間労働で残業代なしとは……あまりに過酷です。

■正当な賃金が払われない
「給料が遅延する」(33歳・男性/ソフトウェア)
「田舎なので、給料がとてつもなく安い。2年前に退職した先輩は入社して10年間給料が上がらなかったそうです。モチベーションが上がらない」(22歳・女性/団体・公益法人・官公庁)
「外資系なのでアメリカとの打ち合わせは、夜遅くだったり早朝だったりするが、残業代はつかない。出張を自費で行っている人もいる」(33歳・男性/情報・IT)

30代になっても新卒と同じ給料だと思うと、確かにキツい!

■上司がひどい
「社長がワンマンで誰も意見を言えない」(30歳・女性/金属・鉄鋼・化学)
「家のパソコンにメールでデータを送れ」と上司が自宅でのサービス残業を強要してきたり、退職したい意思を伝えても社長が断固反対して辞めさせてもらえなかったり」(26歳・女性/運輸・倉庫)
「上司のパワハラでハサミを投げられて怪我をしたとき。上司を通常通り働かせて私を異動させた」(21歳・女性/医療・福祉)

上司の横暴だけにとどまらず暴力まで。「ブラック」というより、もはや犯罪です。

■会社の風潮がブラック
「すぐに新人が辞めてしまうところ。最短の人で5日」(25歳/女性/アパレル・繊維)
「突然人がいなくなる」(39歳・女性/運輸・倉庫)
「コンプライアンスに違反しても契約をとる人が山ほどいる」(28歳・女性/生保・損保)

コンプライアンスを守らない企業は、社員に対してだけではなく社会に対してもブラック。いつか社会的な制裁を受けるはずです。

全体的に目立ったのが、長時間労働、残業代に関する不満。「タイムカードがないので、サービス残業だらけ」など、過酷な状況が多く伝えられました。最近は社会問題化し、撲滅の機運が高まっているブラック企業。現在、当事者として悩んでいる人は、一度専門機関に相談してみたほうがいいかもしれません。

(宮崎智之+プレスラボ)

http://news.ameba.jp/20131215-78/

ブラック企業の見分け方 かなり出来がいいガイドありと識者

2013-12-15 | 労働ニュース
今年の流行語大賞から漏れはしたが、「ブラック企業」ほど今年浸透した言葉もないだろう。しかしその定義となると案外難しい。コラムニストのオバタカズユキ氏が考察する。

 * * *
 さきごろ「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。年間大賞に選ばれたのは、「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の4つ。たしかにそれらは大流行した。しかし、2013年という年はそこまで軽くて明るく元気だったか。ちょいと疑問だ。

 トップテン入りして受賞を逃した新語に「ブラック企業」がある。重くて暗く憂鬱な言葉だけれども、その手も1つぐらい混ぜたほうがリアルではないか。私はそう思った。ただし、問題なのはこの新語が流行語ではない点だ。実際の落選理由は知らないが、「ブラック企業」は来年も再来年も、おそらくは10年後も日常的に使用される。残念ながら、おそらくこの国に定着する構造を指す。すでに使うと恥ずかしい「今でしょ!」とは違う。

 このやっかいな「ブラック企業」に関して、大賞発表の少し前に注目すべき動きがあった。学者や弁護士などによる「ブラック企業対策プロジェクト」という任意団体が、『ブラック企業の見分け方~大学生向けガイド~』を作成したのだ。A4計64ページからなる冊子で、その出来がかなりいい。しかも定価0円で、PDFファイルのダウンロードが自由なのだ。

 検索すればすぐに出てくるので、プリントアウトの上、ぜひ熟読されたい。想定読者は題名通りに、自分の就職先がブラック企業になることを心配する大学生なのだが、私は人事担当や広報担当など企業の中の人にもお勧めする。多くの企業の人たちが、「ブラック、ブラックうるさいな~。その言葉が広まったおかげで採用活動がやりにくいんだよ!」と苛立っていることは知っている。だからこそ、お目通しいただけたら良いと考える。

「ブラック企業」とは何か。定義をめぐる議論はいろいろあるが、この冊子の著者の一人でもある今野晴貴氏がよく使うフレーズを借りれば、「若者を使い潰す」企業のことだ。そして、少なからずの企業が「うちは使い潰してなんかいない。なのに『御社はブラックですか?』と言わんがばかりの就活生が最近増えて……」と戸惑っている。ここ最近の就活生が最も気にしていることは、貴社がブラック企業か否かだ。

 ならば、プラグマティックにそう勘ぐられないような対策をとればいいと思うのである。後ろめたいところがないのなら、へんに誤解されないためにも、「ブラック企業の見分け方」を知り、ブラック企業に見られない方法を検討してみたらいかがだろう。

 冊子は、このウェブマガジンでもおなじみの常見陽平氏の「求人広告から見分ける――気をつけておきたいブラック企業の兆候」から始まる。ついついはしゃぎがちなオヤジ文体は封印し、人事と教育のプロとして、粛々と「見分け方」を記述している。

 常見氏によれば、例えば、就職ナビの求人広告で「社長の経歴の誇張」をしている企業には気をつけろとのこと。〇〇社在籍中に全国トップのセールスをあげて、といった調子でプロフィールがやたらに濃い社長紹介のことだ。もし貴社の求人広告がそうなっていたら、「自粛」したほうがいいだろう。私の経験則から言うと、社長の人物像がまったく見えない求人の場合もヤバい会社であることが多い。逆にドカーンと社長の写真が掲載されているケースもヤバめ。何事もほどほどがいいのだ。

また、常見氏は、根拠なく「感動」「成長」「夢」という言葉を並べている広告に注意を呼びかけている。これはベンチャー系で非常に多い。それしか売りがないのか、という疑念が浮かぶパターンだ。業務内容がしっかり説明されていればいいのだが、感動している若手社員の写真で埋め尽くされているような採用広告はブラック警報だろう。心当たりのある会社の担当者は、即刻、写真をはがしたほうがいい。で、レトリックやグラフィックに頼らない、事実としての貴社の仕事の魅力を伝えていただきたい。

 冊子では、次に法政大学キャリアデザイン学部教授の上西充子氏が登場。「客観データから見分ける」と題し、東洋経済新報社の「四季報」シリーズや新聞のデータベース、有価証券報告書までの賢い読み方を伝授。これはブラック企業云々と関係なくても、ビジネス上のリサーチのイロハとして勉強になる内容だ。

 上西教授は、とりわけ『就職四季報』の活用法に多くの紙幅を割いている。そう、あの年間本は企業に媚をうらない珍しい就職関連書で、使い出がかなりあるのだ。『就職四季報』には、就職ナビや企業の採用サイトではほとんど見当たらない、男女別の採用実績数や配属部署の状況、従業員の平均勤続年数、35歳賃金などの記載欄がある。新卒入社者の3年後離職率という枠もある。

 ただし、『就職四季報』は、編集部が出したアンケートに企業が回答した内容を掲載している。企業側が回答しなかった項目の枠内には、「NA」(No Answer)と記されている。その場合は隠したい情報なのだと用心したほうがいい、と教授はアドバイス。実際、NAの文字は『就職四季報』のあちこちに印字されている。NAだらけだと「この会社、あやしそう」という気配が漂う。あやしい事実はなくて、出版社のアンケートにいちいち答える義理はないと考えるからそうしたのだという会社もあるだろうが、そんな思いは伝わらない。情報はなるべく開示すべきが身の為だ。

 トリで登場するのが、ベストセラー『ブラック企業』(文春新書)の著者として、この言葉に火をつけた今野晴貴氏。労働相談のNPO代表理事だけあって、彼の文章は明晰ながらもやや攻撃的。労働法では「月給制」「年俸制」「残業手当」などの制度は定められていない、ましてや「固定残業制度」などという仕組みを使うところは長時間労働を前提としており危険だ、と警告している。

 そんなことを言われても、労働法通りの人事で経営したら会社が潰れてしまう……といった中小零細企業もあることあろう。法律をうまいように使って人件費を削減し肥え太っていく企業がある一方で、そうした「仕方なく社員に泣いてもらっている」企業も少なくないはずだ。だが、「ブラック企業」の広まり以降、世間の目は厳しくなりつつある。その代表例として、今野氏の議論を知っておくことは無駄ではない。

 以上、『ブラック企業の見分け方』から、ごくごく一部を紹介した次第だ。内容の充実ぶりが伝われば幸いである。貴方の居場所やスタンスがどうであれ、会社を守り、会社をよりよくするためにダウンロードをお勧めする。
http://www.news-postseven.com/archives/20131215_232037.html

「上司の叱責など苦に自殺」公務災害認定を請求

2013-12-15 | 労働ニュース
「上司の叱責など苦に自殺」公務災害認定を請求
読売新聞 12月14日(土)19時37分配信

 2011年に自殺した岐阜市民病院の男性職員の遺族が、「仕事での精神的な負担が自殺の原因」として、同病院を通して地方公務員災害補償基金県支部に公務災害認定を請求したことがわかった。請求は12日付。

 同病院の説明によると、男性職員は当時30歳代で、09年に市に採用され、病院施設の管理業務を担当。10年9月~11年3月、病棟や看護師寮の清掃業務を業者に発注したが、必要な契約手続きをしていなかった。男性は同月、清掃業務費計約66万円の大半を自分で支払った直後に自殺。その後、年度内の会計処理ができなかったため、市議会で問題になった。

 遺族側は、男性職員が病院の改装工事の準備に追われていたことに加え、経験が浅く、上司から叱責(しっせき)されたため、誰にも相談できないまま、清掃業務の発注を行ったとしているという。
.最終更新:12月14日(土)20時8分