コンビニ経営相談室「あかり」

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赤字のポプラと何故提携?経営の私物化?

2015年05月04日 06時15分14秒 | 日記

 

ポプラが全国で132店舗閉店  

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コンビニのポプラ(広島市安佐北区)が、店舗数の大幅縮小に踏み切ったという。昨年12月からの3カ月間で、全国各地の計132店舗を閉めた。全店の2割にあたり、2月末時点での店舗数は525店となった。大手との競争が激しくなる中、不採算店の削減で、経営の立て直しを急ぐことになる。

ポプラが四国から全面撤退

コンビニエンスストア「ポプラ」は、2014年2月期の連結業績予想を下方修正し、当期純損益が20億6200万円の赤字に陥る見通しを明らかにした。不採算店舗が業績の下振れ要因となったことで、売上高は前回予想を下回る見込みとなる。そのため第4四半期において不採算店舗132店を閉店したほか、既存店約80店舗に対して改装を実施したことから、これら構造改革に伴う減損損失・閉店費用・改装費用などを計上したため、営業損益・純損益ともに前回予想を下回る見通しとなった。

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ローソンと資本業務提携

1. 本提携契約締結の理由

ローソンとポプラは、平成 26 年 10 月 1 日付で「株式会社ローソンと株式会社ポプラとの資本業務提 携に係る基本合意書締結のお知らせ」を公表し、両社間で締結した資本業務提携に係る基本合意書に 基づき、具体的に詳細の検討を進めてまいりましたところ、両社が協業することによる相乗効果が見 込まれることが確認できたことから、本日、資本業務提携契約を締結致しました。

2. 本提携の内容

(1) 資本提携の内容
ローソンは、ポプラの筆頭株主から、ポプラの発行済株式総数の 5.00%に相当する普通株式

495,300 株を取得致します。

(2) 業務提携の内容 本提携契約に基づき、商品等の共同開発・共同仕入、店舗開発情報の共有、共同販売促進キャ

ンペーンの実施、物流インフラの相互活用、人材の相互交流などでの事業提携を関連法令の下で 今後実施してまいります。なお、業務提携の具体的な内容、方法その他の本業務提携に関連する 事項につきましては、別途両社間で協議の上、進めて参ります。 

ポプラの決算短信ーーーーーーーーーー

 
 

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昨年、発表された資本提携の内容は、筆頭株主 目黒俊治氏所有の株式を

ローソンが5%買い取る内容。

今2月期の決算をみると19億2千3百万円の赤字

昨年は23億円の赤字。

何期連続化はわからないが、通常の感覚では銀行も貸し出しを渋る経営内容だ。

創業者である目黒俊治氏から5%も買い取り、個人に利益を還元するだけの

資本提携に何か意味が、あったのだろうか?

昨年10月以来、ポプラとの提携の進展のニュースを聞かない。

どうも玉塚社長の「ローソン」の私物化と言われても仕方ない内容だ。



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4 コメント

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無への投資 (Unknown)
2015-05-04 08:05:39
大手3社ですら、これからは店舗数は減少方向に変わっていくと思います。
もう人手不足が解消される理由がありませんし、そもそも日本の人口は減少し続けることが未来に渡り決定しています。
本部としては絶対に避けたいであろう直営化になってしまった店がどんどん増えています。

そんな状況は、益々拍車がかかっていく中で、数百店舗規模のチェーンは十中八九、淘汰されて消滅することになると思われます。

この投資は、無への投資となるでしょう。
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Unknown (Unknown)
2015-05-04 16:08:12
将来、ポプラは看板を赤から青に変え、ローソンのエリアフランチャイズになるのでしょうね。
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Re:無への投資 (nag4087)
2015-05-04 18:59:40
コメントありがとうございます。
無になることに、投資する経営者の意図が分かりません。証券会社の家柄だから、株価操作に長けているのでは、ないかと思います。
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Re:ポプラが青にの件 (nag4087)
2015-05-04 19:22:51
コメントありがとうございます。
赤が、青になったら売上は、上がるでしょうか?店舗に投資せず現状維持の方が、得策だと思います。
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