コンビニ経営相談室「あかり」

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いよいよ、経営統合。新契約は慎重に。

2016年05月31日 21時36分28秒 | 日記

統合新会社の社長に決まったファミマの上田準二会長(中央) Photo by Hiroyuki Oya


経営統合は大丈夫?ユニーのわがままにファミマあきれ顔

週刊ダイヤモンド編集部 2016年2月15日

「サークルKサンクスというブランドが消えるのだから、新会社の名前はこうしてほしい」

 今年9月に経営統合を控えるファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス(GHD)。統合後の新会社の在り方などを協議する統合準備委員会の席上、ユニーGHDの佐古則男社長が出した提案に、ファミマの首脳陣は思わず耳を疑った。

 佐古社長が新会社名の案として示したのは「ユニーグループ・ホールディングス」。“結婚相手”のはずのファミマの名前は、1文字も入っていなかったのだ。

 もともと「小売業では、ブランド名と社名を同一にしないと、消費者に分かりづらい」(ファミマ幹部)との考えから、既存の商号とは異なる新たな会社名という選択肢は、早期に除外されていた。

 そして、コンビニエンスストアのブランド名をファミマに一本化する以上、新会社名にも残すべきと考えていたファミマだが、ファミマの名前を外すユニーの提案にはさすがに面食らったようだ。

 結局、「社名よりも、消費者に近いコンビニのブランド名の方が重要だ」(ファミマ幹部)と判断。両社が掲げる「対等の精神」に配慮し、新会社名はユニーを前に出した「ユニー・ファミリーマートホールディングス」で決着した。

 ただ、将来の海外展開を見据え、英字表記は「FamilyMart UNY Holdings」とファミマの名前を先にすることは譲らなかった。

システムも要求

 経営統合の協議が本格化する中、ファミマをあきれさせたユニーの言動はこれだけではない。統合後の新会社の情報システムについても「ユニーのものを採用してほしい」と要求したのだという。

 2月4日の記者会見で、サークルKサンクス約6300店は、2016年12月から19年2月にかけて、ファミマへと転換することが発表された。

 ただ、システムについては、ファミマの中山勇社長が「できるだけ早く一つのシステムにしていくことを検討中」と会見で語ったように、いまだ合意に至っていない。

 店舗をファミマに転換するので、ファミマの約1万1000店はユニーのシステムに変更してほしい──。経済的に不合理としか思えないユニーの主張に、あるファミマの幹部は「わがままもいいかげんにしてほしい」とぼやく。

 交渉を有利に進めるために、むちゃな要求を投げ掛ける交渉術がないわけではない。ただ、地元の愛知県で、長年にわたって小売業の盟主として君臨してきたユニーの態度に対して、「プライドが高く、行動が遅い」とファミマ内部では不満の声がくすぶる。

 新会社の使命は全国で覇権を争う流通第三極になること。“地元の盟主”というプライドを捨て体質転換ができなければ、実現はおぼつかない。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 大矢博之)

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 いよいよ、経営統合に向けてサークルKサンクスへの説明会が実施されるらしい。

しかし、今はまったく内容が伝わってこない。

噂で語られるのは、2000店舗の閉鎖。

理由は、同一地域の同一ブランドの集中。

加盟店持ち物件の看板替え費用のオーナー負担。

サークルKサンクスがローソンになった地域では、同一ブランドが集中し

元あったローソンの閉店等、自社競合の影響が発生している。

同一ブランドが、集中したら位置的に優位な店舗が生き残る。

また、サークルKサンクスからローソンに看板替えしたCVSベイエリア、

南九州ローソンが、看板替え費用の負担で赤字に陥った。

オペレーションシステムの変更、看板費用負担が無駄に発生する。

個性の強いサークルKサンクスのオーナーさんが、

管理統制が浸透しつつあるファミマのオーナーさんとして

社員的擬似「個人事業主に」変身できるのか?

契約の変更がいよいよ始まるらしい。

新社長はローソン玉塚社長の元同僚沢田社長。

「問答無用」の優越的地位の濫用が始まるかもしれない。

何せ、これを飲まなければ再契約をしないと言われれば、加盟店は飲むしかない。

ただ、旧契約は契約期間中は有効だ。

旧契約の内容、新契約の内容を比較し、

くれぐれもバカな契約をしないよう、文言の確認と

既得権益の確保に頑張っていただきたいと思います。

印鑑を押したら終わりですから、押す前に十分な検討をお願い致します。

 



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40 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2016-05-31 22:59:44
新契約は、まだ明るみになってないですから、なんとも言えないけど
どこの本部も似たり寄ったりでしょう
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Unknown (Unknown)
2016-05-31 23:08:43
消費者からすればユニーは自力で立て直してサークルKサンクスは存続して欲しかった。

サークルKサンクスのお弁当は青看板よりも遥かに質が高く、ファミリーマートよりも好きだった。
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Re:ユニーは自力の件 (nag4087)
2016-06-01 05:46:02
コメントありがとうございます。
小売系から商社系にかわれば、商売がビジネスに変わる。加盟店との関係もお客様様との関係も変化する。ファミマが利益を出しているのは、加盟店オーナーのただ働き、クルーさんの最低賃金にあることを認識して自力再建を目指して欲しかったと思います。
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Re:似たりよったりの件 (nag4087)
2016-06-01 05:49:06
コメントありがとうございます。
新契約で新たに付け加えられたところがポイントだと思います。本部の意図が、わかると思います。(^_^)
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Unknown (Unknown)
2016-06-01 20:14:37
中京地区の高日販店を虎視眈々とセブンが狙ってるなんて噂もちらほら出ています。本部は本部さえよければいいとしか考えていません。
搾取の為の道具にされないようにしてもらいたいものですね。看板が変わるという事は、言葉以上に難しい事です。
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Re:看板が変わること (nag4087)
2016-06-02 09:39:11
コメントありがとうございます。
看板がかわるためには、システム、ライン看板、レジ袋含む消耗品、帳合い先、全てがかわります。無駄なコストがかかります。赤字のユニーを抱え統合コストを負担して短期に黒字化できるでしょうか?加盟店から、絞り取れるものは、もうないと思います。
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Unknown (Unknown)
2016-06-05 15:42:27
今回の合併を期にファミマも契約内容を変えるような噂を多々聞きます。
ローソンの最新の契約タイプと同じようなものだろうと、書き込みもありました。

ローソンの契約の変更は、
ロイヤリティーが上がり、最低保証額が下がる。
水道光熱費の一部負担があり、本部推奨数量を発注しなければ廃棄補助が無い。
って認識で良いのでしょうか?
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Unknown (Unknown)
2016-06-05 17:54:54
青看板の新契約は概ねそんなところです。
本部チャージ額が約30%アップで、電気代半額負担を差し引いても、本部の収益改善だけが目的あったのは明白です。新契約に転換した店のほとんどは店利益を減らしています。最低保証も月額20万ダウンと変わりましたので、もはや最低保証では経費をまかなうので精一杯です。従い、最低保証額の変更は、最低保証店の排除が目的だと考えられます。
噂では、ファミマの新契約は青看板をモデルにしているらしいと聞きますので、既存店はさらに利益を減らすことになるでしょう。昨今、問題視されている社会保険の未加入店は、今年中には年金機構から加入督促を受けるはずですので、その時点でオーナー収入の見通しは大きくダウンするはずです。中には廃業を余儀なくされる店も相当出てくるでしょう。
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Unknown (Unknown)
2016-06-05 19:38:38
質問した者です
ありがとうございました。
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Unknown (Unknown)
2016-06-06 02:07:58
有限会社あしび
社保何ぼ払ろとんやろか

http://ashibi63.com/company.html
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