2016年3月期連結業績が初の純損失となる見通しを受けて、
記者会見する三井物産の安永竜夫社長=23日午後、東京都千代田区
三井物産、初の赤字=2600億円の資源減損-16年3月期予想
三井物産は23日、2016年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が700億円の赤字(従来予想1900億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。資源・エネルギー市況の低迷により、大幅な減損損失を計上するためで、同社が通期で純損失となるのは創業以来初めて。
三菱商事、初の連結赤字=資源安響き1000億円規模―16年3月期予想
時事通信 3月24日(木)10時26分配信
三菱商事が2016年3月期連結純損益で1000億円規模の赤字に転落する見通しとなったことが24日、分かった。従来予想は3000億円の黒字だった。資源価格の下落に伴い、計4000億円規模の減損損失を計上するのが主因。通期の連結赤字は1954年の同社創立以来初めてとなる。同日午後に業績予想の下方修正を公表する。
減損損失は、チリの銅事業やオーストラリアの液化天然ガス(LNG)事業などに絡むもので、計約4000億円規模に達するとみられる。三菱商事は2月、資源価格の下落を踏まえ、保有する資源関連の資産価値見直しを行う方針を明らかにしていた。
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以前もブログにアップしたことがあるが、三菱商事の利益の多くがローソンの配当金だ。
ローソン株の43%を保有し、その利益が、商事の赤字を多少補填していた。
年々、配当金を増やしているのは、業績がいいからではなく、商事への上納金。
だから、既存店、出店投資が抑えられ、ファミマ、セブンに対抗できずにいた。
その事実が、今まで黒字がゆえに見えていなかったが、これから顕在化してゆくだろう。
そして、加盟店へのプレッシャーが強まるだろう。
人件費高騰、社会保険料負担、何の対策も出せない。
三菱商事から、役員が4〜5名、経営コンサルタント会社がローソンに移籍しているが、
成果は全くない。単なる人件費の付け替えだ。
ものを言えない加盟店への収奪は、強まると思います。