先日、ある新聞記者の方と話す機会が、あった。神戸の震災から、今の話しになり、大阪、神戸のメインが、関東資本になってしまった話になった。三宮の駅前の一等地に丸井、大阪グランフロントは、三菱地所が、手がけ、丸の内そっくりそのままだとか。イオン-ヨーカドー、セブン–ファミマへの二極化、税金は、東京に集中してしまう。地元に求められるのは、低賃金労働者。阪神大震災が、小売の構図を変えた気がします。
ダイエーの中内功氏は、震災の後店舗をつぶさに視察し、東京で何事もなく業務をこなしている記者の方々に「ダイエーは、潰れる」と発言されたらしい、誰も本気にしなかったそうだ。
原価償却を終わり、利益を出していた老朽化した自社物件の店舗の倒壊が、おおきかったのだと思う。
マイナスからの出発と潤沢な資金からの出発は、大きく差がつく。それが、関東資本絶世期の今を作っていると思います。
それが、地元に豊かさをもたらしているのかが疑問です。問答無用の企業第一主義、利益第一主義にならないよう願いたいと思います。