那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

ホメオスタシス

2012年12月19日 | 医療、健康法
本当は今日はブログはサボりたいところだが、「ブログは毎日書くこと」とgooブログからお達しが毎週あるのでw、今日はほとんど抜粋引用で済ませます。
 以前から気になっていたこのテーマ、wikiより引用。
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恒常性、ホメオスタシス(英:Homeostasis ホメオステイシス:ΟΜΟΙΟΣΤΑΣΙΣ ホモイオスタシス)は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

1859年頃フランスの生理学者クロード・ベルナールは、生体の内部環境は組織液の循環等の要因によって外部から独立している(内部環境の固定性)と提唱、これを1920年代後半から30年代前半頃にアメリカ合衆国の生理学者ウォルター・B・キャノンがギリシア語に由来する「ホメオスタシス」(ギリシア語で同一の(ΟΜΟΙΟ、ホモイオ)状態(ΣΤΑΣΙΣ、スタシス)を意味する)と命名したものである。

恒常性の保たれる範囲は体温や血圧、体液の浸透圧やpHなどをはじめ病原微生物やウイルスといった異物(非自己)の排除、創傷の修復など生体機能全般に及ぶ。
恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。これは、負のフィードバック作用と呼ばれる。この作用を主に司っているのが間脳視床下部であり、その指令の伝達網の役割を自律神経系や内分泌系(ホルモン分泌)が担っている。
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次いで心理学的な使われ方 http://psychoterm.jp/basic/perception/01.html より
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ホメオスタシスという概念は、また、臨床心理学における「家族療法」においても用いられています。

家族療法は、家族を1つのシステムとみなし、それを対象としてアプローチしていく、システム論に基づいた心理療法です。

家族療法では、家族という社会システムが、常にある一定の秩序を保とうとする傾向性を持つものとして説明され、その際に「家族ホメオスタシス」という概念が用いられるのです。

家族の構成員の不適応や精神病理は、その構成員に原因があるとは考えず、家族システムの秩序維持である「家族ホメオスタシス」の作用やそれが歪んだせいだと考えます。

つまり、家族内コミュニケーションに悪循環が生じると、そのシステムの秩序維持(家族ホメオスタシス)作用への反発として、特定の家族に不適応や精神疾患が生じると考えるわけです。
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これに関して言いたいことは山ほどあるが、もし神仏が存在する、と考えるならこれが一つの根拠になるだろう。
 前から「善因善果 悪因悪果」が本当かどうかわからないと慧可の思想を紹介したり、多元宇宙論で解決するしかない、等々自問自答してきたが、人間だけでなく宇宙を善のベクトルに向けようとする普遍的な意思があるとすれば、ホメオスタシス的な力だと思う。

人間の体温は1度上下するだけで病気になる。心も悩み事が一つあるだけで眠れなくなる。実に精巧に作られている。それを上手にバランスを取り、悪を止め善を成す作用。実に不思議な力ですね。

私がある、と言えば嘘になる、私は無い、と言っても嘘になる。他者(非生物も含め)とのつながりの中で私という縁が生まれる。宇宙中に張り詰められてこんがらがった糸の結び目としての私、とはいえ物心付いたころから変わることの無い個我の持続性。このあたりを巧く説明してみたいものです。

ではこんなところで失礼します。