人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

青天に伸びろ

2021-05-19 19:03:09 | 家庭菜園



NHK大河ドラマ・渋沢栄一の「青天を衝け」が放映されています。

題名になった漢詩については佐久市のH.P.に詳細、丁寧に掲載されています。
随分と難解な漢詩ですが、昭和15年(今から約80年前)に石碑が建立
されています。

当時から渋沢栄一の偉大さの評価がその石碑に表れています。

比較ではございません。
青空に向かって咲き誇っているバラが庭を彩っています。

片や畑ではスナックエンドウが青空に向かって頑張っています。

「空へ」「空へ」
生命力の偉大さにただただ驚いています。

書道・仮名文字用の落款印

2021-05-18 21:04:07 | 篆刻


書道の落款印はご存知のように「作品と印のバランス」が大切です。
機会あれば日展、読売、毎日、謙慎などの作品展でも落款印中心に
鑑賞しますと結構勉強になります。
公募展などでは特大サイズの作品には落款印も約5~6cm四方の
ビッグサイズを見かけることがあります。
北魏のごつい楷書風にはやはりチカラ強い落款印になります。

一方、仮名文字は作品自体が山の清流の流れのように柔らかい印象
ですから、落款印も作品とのバランスを考えなくてはなりません。
ただ、仮名文字用の印は大きなサイズの印では作品の雰囲気を壊しますので
極力、小さめにします。

今回、作成したのは印面が12mmX18mm程度、文字の画数は18画ですが
文字と枠のデザインに小生なりに気を遣いました。

仮名文字は日本独自ですから中国の篆刻家の落款印は参考になりません。
まず、頭の中で大まかにアイデイアを練り、様々な参考図書を開いて
自分独自の構想を練ればあとは一直線です。
字入れから刻するまでは集中すれば約2時間程度ですが目はかすみ、
ショボショボ、年齢のせいか手もなかなか思うように動いてくれません。
(現状ではこの程度のレベルでもシカタナイ!と自分で言い聞かせ)

写真作品はまだ補刻をしていませんが9割程度は完成です。
数日後、補刻して完成です。
小さな印はホント ツカレマス。

比較するのは憚れますが、呉昌碩でも晩年は小さな印は随分少ないです。
今年の超・早い梅雨入り、室内でできることを優先しています。

「いちご」栽培の実験

2021-05-16 09:21:39 | 家庭菜園


スーパー、百貨店などで並ぶイチゴは恐らく科学の粋を集めて栽培されて
いることでしょう。
ハウス栽培法で、品種改良、土壌改善や肥料の種類、与え方、温度管理など
小生の如き素人栽培の対極です。
特に最近はブランド間の競争も激しく、専業農家の方の苦労が偲ばれます。

小生栽培のイチゴは銘柄不詳、土壌は粘土質で無農薬、肥料は極く普通、
結果としてサイズも不揃いで、店頭に並ぶイチゴとは大違いです。
露地栽培ですので留意点は「土の力」「栽培時期の選定」「連作障害」
野菜によっては「害虫防止にポリエチレンフィルムのトンネル」の利用などです。

でも畑の作業をしていて楽しみのひとつは「実験」です。
イチゴの大粒ブランド品は貴重品の部類です。
店頭に並ぶブランド品にわずか数粒でも何とか近づく方法はないだろうか?と。

花が咲くころや小さな実を思い切ってカンタンに申せば「間引き」しました。
例えば1本の茎に3ケ結実するのを1ケに間引きします。
花が咲いているのや、小さな実を摘果していきます。
でも、屈んで作業するのもしんどくて、まあ、適当に間引きするという
感じです。

結果、大きなサイズのイチゴが結構たくさん収穫できました。

ハウス栽培と違うのは太陽光を浴び、雨風に曝され、科学的に最適とされる
土壌ではなく、まあ、勘でやっていることでしょう。
強いて申せば寒肥として液肥や有機化成を追肥として与えている程度です。
エネルギーは勿論、自然からの恵みだけです。
酸性、アルカリ性を示すPHも測定せず、大雑把な栽培法です。

お世辞で家内も知人も
「ブランド品に負けない味ね!」


小さな「縁」

2021-05-14 17:03:54 | 日記


最近は外出も最低限の日々です。

「あの~、〇〇さんではないですか?」
「ええ、そうですが・・・」
「ほら、畑仕事をされているとき、ときどきお会いしますよネ」

まさか、予想もしない場所でなまえをよばれるとは、一瞬びっくり!

過日、必要に迫れらて写真やさんにプリントを依頼したときです。
まず、店頭でSDカードを入れて操作していたとき、
(このひと大丈夫かなア)
と少し心配そうにちらっと見つめる目を横目にして
「心配なんでしょう。
 こんなおじいちゃんには操作が分からないと思っているんでしょう。
 大丈夫ですよ。(笑い)
 分からなかったらお聞きしますから」

その写真やさんでアルバイト店員をされていたんですね。
そして冒頭の会話です。
最近はマスク姿ばかりで、顔の表情など一瞬の判別が難しいです。
30歳前後の若いお母さんですが、子供さんを保育園へ預けるため
通りすがりに畑で挨拶を交わすとき
「よかったら、この野菜、少し持って行かれませんか?」
と、声掛けをしている方です。

畑仕事をしていますと、一瞬目があったりする方や黙って目線を
合わせないようにする方とかあります。
ほんの一瞬の判断ですが、心の近距離を感じる方には
「如何ですか。お持ちになりますか?」
と全く知らない方にも時々、声を掛けます。

小さな小さな縁ですが、畑の野菜が人の繋がりをとりもってくれます。


「自粛」は「萎縮」とは違う・・・

2021-05-12 10:05:11 | 日記


本日、令和3年5月12日から愛知県も再び、緊急事態宣言に。

外出制限になりますので行動も萎縮しがちですが、
こうした機会に身の周りを考えるチャンスと考えました。
「台所」はより便利に
「トイレ」と「風呂場」はより快適に
「物干し場」は全天候型に
日常生活で最もお世話になる場所が上記と思っています。

マンション住まいの方々は別にして、一戸建てでは天候に左右されない
物干し場が望ましいと思います。
天気予報で雲行き怪しいときは、雨天に備える物干し場が安心です。

かなりの悪天候でも安心できる物干し場をと思って増設、庇の先から
約2m奥の場所に設置しました。
晴天、少々の悪天候、かなりの悪天候、それぞれに対応するため
3ケ所あれば安心です。

次のプランは物置の整理を、と方法を思案中ですが。

 写真家の五十住さんに勧められ始めたブログも丁度6年経過、
 お読み頂いている方にはお礼を申し上げます。