「いちご」栽培の実験

2021-05-16 09:21:39 | 家庭菜園


スーパー、百貨店などで並ぶイチゴは恐らく科学の粋を集めて栽培されて
いることでしょう。
ハウス栽培法で、品種改良、土壌改善や肥料の種類、与え方、温度管理など
小生の如き素人栽培の対極です。
特に最近はブランド間の競争も激しく、専業農家の方の苦労が偲ばれます。

小生栽培のイチゴは銘柄不詳、土壌は粘土質で無農薬、肥料は極く普通、
結果としてサイズも不揃いで、店頭に並ぶイチゴとは大違いです。
露地栽培ですので留意点は「土の力」「栽培時期の選定」「連作障害」
野菜によっては「害虫防止にポリエチレンフィルムのトンネル」の利用などです。

でも畑の作業をしていて楽しみのひとつは「実験」です。
イチゴの大粒ブランド品は貴重品の部類です。
店頭に並ぶブランド品にわずか数粒でも何とか近づく方法はないだろうか?と。

花が咲くころや小さな実を思い切ってカンタンに申せば「間引き」しました。
例えば1本の茎に3ケ結実するのを1ケに間引きします。
花が咲いているのや、小さな実を摘果していきます。
でも、屈んで作業するのもしんどくて、まあ、適当に間引きするという
感じです。

結果、大きなサイズのイチゴが結構たくさん収穫できました。

ハウス栽培と違うのは太陽光を浴び、雨風に曝され、科学的に最適とされる
土壌ではなく、まあ、勘でやっていることでしょう。
強いて申せば寒肥として液肥や有機化成を追肥として与えている程度です。
エネルギーは勿論、自然からの恵みだけです。
酸性、アルカリ性を示すPHも測定せず、大雑把な栽培法です。

お世辞で家内も知人も
「ブランド品に負けない味ね!」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする