アルバムの整理

2023-01-18 15:25:20 | 日記
何事も、その気になった時がチャンスです。
今は真冬、外出機会も1年で最も少ない時期ですから屋内作業に好適です。
写真アルバムの整理です。
息子か孫が家を継いだときを考えますとアルバムの写真の整理基準が彼らには判断しにくいことと考えて、です。
被写体の名前やグループ写真では相関関係は分からないでしょうから、説明の添付も必要です。

衣服などは全て廃棄することはカンタンですが、写真というのはその1枚に様々な記録が刻まれていることです。
単なるモノではありません。





断捨離ということばが普及していますが、写真整理だけは自分たちの優先的義務的作業と考えてのことです。

資料的な価値を感じる終戦直後のモノ黒写真は現在のLサイズよりぐっと小さいです。
これは平凡な写真でも捨てきれません。
戦時中、召集令状による親族の出征に赴くときの集合写真はとても貴重でアルバムに残しました。
写真を見ますと出征当人、家族や親族の表情にも緊張感を感じます。

過去を懐かしく振り返るだけでなく、人生は赤ん坊の時から長い歴史があって現在に繋がっています。
1日1日の暮らしの積み重ねを家族の歴史として数冊に集約し、残りの写真を付録的に全体の1~2割程度にする予定です。

我が姿を振り返りますとスマートな体形から随分と変化の道を当然ながらひどい状況を辿っています!
(日頃の食生活、過ごし方からナットク、郷ひろみさんとは全く違います)
そして現在もその現象は進行中ですが。
写真は嘘をつかないということを実感いたします。

最近は撮影してもほとんどプリントせず、USB,HDD,DVDなどの記録媒体に保存しておしまいです。
でもこうした記録媒体も寿命があるそうですから紙による記録とは長期保存性ではちょっと違うようです。





「家族の肖像」は1990年発行で100家族が掲載され、小遊三師匠一家、千代の富士一家なども。
写真というのは多くの言葉を使っても説明できないストーリーを感じます。
写真は作家の邱永漢一家です。