パソコンと高齢者

2019-09-04 12:53:18 | 日記


数十年前はパソコンというのは企業経営や研究ツールで、まさか現代のように誰でも身近に
利用できる時代は想像できませんでした。

今やIT時代、しかし利用する、利用しない、の選択は自由です。
でも、利用する人が享受できる利便性は利用方法や目的により異なりますが無限大です。

勿論、パソコンやモバイルが無くても生活はできますし、情報の渦から回避する方もいます。
シンプルにアナログ的な生活を目指すのもひとつの選択肢です。

しかし、意識することなくコンピューターによる利便性をほとんどの人は享受しています。
洗濯機にスイッチを入れれば衣服の重量を感知して最適水量を選び、冷蔵庫は扉が僅かでも開いておれば
ブザーで知らせ、風呂であれば自動的に希望の水位までお湯はりをし、更に炊飯器やカメラ、エアコンなど
あらゆる分野で使用されています。

ここで申し上げることは「自らコンピューター(モバイル含む)を操作する人が得るメリット」
についてです。
インターネットは人々に公平な情報収集の機会を与えますが、情報発信・収集手段を持つ人と、
持たない人との力の差は広がりつつあるように感じます。

ただ、パソコン上の情報は多岐に亘っており信頼度を含めて取捨選択が必要と思います。

小生、個人的にメリットを感じるのは検索機能やコミュニケーションツールとして、また文書作成などが
あります。
検索機能では
*趣味的分野の情報収集
*旅行や食事
*医療機関や医薬品に関する情報
*交通機関の検索などなど
数え上げればキリがありません。

そしてコミニュケーション・ツールとして最近は電話は極端に少なくなりました。
特に高齢者は聞き間違い、思い込みが頻発しがちであり、記録に残れば内容確認ができます。
最近はモバイルの発展が著しく、机上型パソコンよりもモバイル利用が増えているようです。

買い物にしても
*例えば希望図書があったとして出版元が絶版でもアマゾンなどで購入できる可能性があります。

 特に小生の希望する特定の専門図書は新刊は稀で、10年以上前に発行された図書が大半です。
 その他、希望する商品を探す場合、店頭に並ぶ商品は店舗面積の関係もあって限定的であり、
 ネットであれば購入商品の選択肢が広がります。

ワードによる文書作成やエクセルなど小生の如き老耄でもできることがいっぱいあります。

ユーチューブ(動画)やゲームも結構人気があるようですが。

小生は田舎暮らしのアナログ的生活がメインですが、ITの利便性も利用しての2本柱の生活です。

しかし、パソコンなどを利用したくてもされない方はその操作の煩雑性に足踏みし、使用することを
諦めておられるケースもあります。

超高齢化社会に突入、ITツールをそんなに学ばなくても誰でもできる時代が近い将来、到来することを
期待したいですね。