篆刻作品の袴は印材の保護と美観を兼ねています。
しかしボンドを使用して手が汚れたり、アイロン使用で危険なこともあります。
就寝中、うとうとしながら(何とかカンタンな方法ってないかなア)
翌日、早速に実行。
3点のパーツさえ作っておけば、新しい袴もいとも簡単に完成です。
「あなた、実用新案登録したら、如何なの!」(勿論、冗談!)
ヒマがあるときにパーツを作っておけば、どんなサイズでも袴作りは2~3分で完成!(やったア・・・!)
基本は下記の通りですが、ご興味あれば色々工夫して品位の高い袴を作ってみてください。
準備するもの
*画用紙(100円ショップでOK)
*表具用裂地(表具屋さんに依頼して捨てるような部分を貰えばOK)
裂地は品格があり和風の雰囲気がでます
*赤い布(できれば絹の薄い生地)
*両面接着テープ(100円ショップで1cm幅と2cm幅の2ケ)
*ハサミ
制作順序
1)画用紙を1.5cm幅と1.2cm幅の2種類をテープ状にカットしておきます
2)1.5cm幅の紙テープに赤色の絹布を2cm幅の両面接着テープで接着させます
折り返し部分に赤色の絹布が4~5ミリほど見えるように接着します
写真は表と裏です
3)1cm幅の紙テープには両面接着テープで裂地を密着させます(最後に巻き付けるため)
写真は裂地接着の表と両面接着テープを密着させた離型前の裏です
4)裂地と赤い絹布を張り合わせておきます。
直接、裂地と赤色絹布を張り合わせてもいいですし、画用紙を挟んで両面接着テープを
使用すればキレイに仕上がります。(A-4サイズ程度で作っておけば袴が沢山作れます)
写真の如く、説明2)の赤色絹布テープを印材の周りにを1周と1/4 に巻き付け、1/4部分に両面接着テープで密着させます
巻き付けた状態です
次に説明4)の予め作っておいた張り合わせた裂地と赤色絹布を印材に併せてカットします。(写真参照)
印材の周囲に両面接着テープを巻き、離型紙は剥がして印材の周囲に密着させます
最後に説明4)の両面接着テープの貼ってある裂地を1周と1/4密着させれば完成!です。
文章にすると長くなりますが、ユーチューブ風に解説すれば、な~んだ、簡単ダ、と思われることでしょう。