姫うこぎの木を、ゲストハウスで育てています。
その新芽の、収穫時期が、今!です!
(木なので、収穫しなくてもいいのだけど^^;)
うこぎって知ってますか?
ウコギ(五加木)。
生薬名でも、よく使われています(根の部分・・・ゴカヒ(五加皮))。
この新芽は、古くから山菜として食べられてきました。
かつて武家屋敷ではヒメウコギを生垣に植え、
女性が妊娠すると若葉を摘んで食べさせたといいます。
栄養がたっぷりあると、知っていたのでしょう^^。
今の私にも、ぴったり!^^!
(コレは、韓国の五加皮茶(オガピチャ 오가피)と一緒~~~^^?
→<韓国伝統茶いろいろ!^^!>)
米沢では、食べれる”生垣”として、
江戸時代の初期、直江兼続公の時代から、各家に植えられています。
米沢藩九代藩主上杉鷹山公が奨励したコトで、広がったそうです^^
そう。
新芽を食する文化は、春の風物詩として250余年を経た現在も、
米沢で受け継がれているのです。
ほどよい苦みと、香りの良い新芽、
天ぷら、おひたし、和え物、混ぜご飯など、
様々な調理法で味わうコトができます!^^!
しおさんは、コレがとっても気に入ったようです!
何杯も、何杯も、おかわりしてました。
春の今だけの味。
思う存分、楽しみたいですね~~~!^^!おすすめ!
☆ 材 料
姫うこぎの若芽 適量、塩、米(好みで、雑穀や発芽米など^^)。。。
☆ 作り方
①姫うこぎの硬い部分を取る。
②米を研ぐ。
③①を、しょっぱい程度のお湯で、1分弱茹でる。
④③をそのまま冷ます。
⑤②を炊く。好みで、昆布を乗せて炊いても^^。
⑥④を絞って、軽く刻む。
味見して塩味を調える(ご飯に混ぜるので、少ししょっぱい程度が◎)。
⑦⑤と⑥を混ぜる!^^!
出来上がり。
最後に、ウコギの葉に含まれる成分と効能をまとめておきます。
<成分>
・ サポニン類 朝鮮人参の薬理作用物質
・ ルチン 抗酸化物質
・ クロロゲン酸 抗炎症・抗HIV活性
・ ビタミンC 乾燥葉に緑茶の3倍
・ ポリフェノール類 生葉にホウレンソウの20倍
・ 食物繊維
<効能>
悪玉コレステロールの減少、善玉コレステロールの増加、血糖値上昇抑制、抗酸化作用
、滋養強壮作用、血液浄化作用、代謝促進作用、鎮痛作用、血圧降下作用、抗ストレス作用
、冷え性、関節リウマチ、疲労回復、食欲増進、精力増進、中性脂肪上昇抑制、ED
、排尿障害、小児の発育不良、腹痛などなど。