「しかしまあ、悪魔に関して知りたいな〜と思っていたら、まさかキリストに出会うとは思いもしませんでした」
「まあ、キリスト関係者が悪魔をつくるのに関与しているしね」
「ノーコメントwwwwww」
「なので、悪魔もキリストも両義的というか、コインの裏表みたいなものなの。なので悪魔に会おうとしたらキリストにも会っちゃうんだよね〜」
「キリストに会いたい!って思ってる人世の中にいっぱいいるのに・・・」
「そういうのは執着や依存の対象、信仰という名の思考停止している人たちなので、感情が重いから会えないんだよね逆に」
「なるほど」
「まあ、私になりすました非物質存在に出会って満足している人もいるけど」
「こわっ」
「まあそれで本人が満足しているならいいけどね。ただそれで周囲に不幸をふりまいてほしくないなーとは思うけど。とくに自ら聖職者とかいってる人間が周囲に不幸ふりまいているなんて本末転倒もいいところだよね」
「wwwwwwwwwwwwwww」
「とまあ、ここらで辛口コメントはおいておいて☆ 次にいこう」
「じゃあ次は5教皇(神官)でおねがいします」
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「よく来たな」ニヤッと絵柄の神官がわらいかけてくる。
神官の背後には、動物や人間の存在。あとは低級な霊?みたいな存在の雰囲気。
「こういう者どもを、物質的世界で、使う器や胆力や決意が必要だ。その覚悟はあるか?」と問いかけてくる。
そこにキリストおじさんが割ってくる。
「あ〜、そんなに重々しく堅苦しく考える必要はないよ。もちろんこの神官のいうことは貴方に合っているんだけど、やりかたをそっくり真似しなくていいのね。この重重しさも引き継いだりまねしなくていいよ。
ようは、物質世界で低級とか低次とか、ちょっと悪いことするんじゃない?とかいわれている霊的存在っているじゃない。あとは人間とか人間の悪意とか人間の生き霊とか。
そういう存在も、自分が楽しく幸せに生きていくために使うというか、協力してね☆そうすればあなたたちも幸せになれるよ☆みんなでハッピーWinWinだねイェーイ☆
みたいなかるーーーーーい感じでやればいいのよ」
キリストの言葉に乗せられて、重々しかった神官が「ウェーーーイ☆」といって右手をあげる姿が見える。
あんたら、それで良いのか・・・?いやまあ、良いのか。というかキリストが喋るのに☆つけすぎじゃね?
「ほらほら、そんなこと考えて決断を先延ばししないで!あなたも一緒に『ウェーーーーーイ!』ってやるよ?!」
「?!」
「はい、せーーの、
「「「「「ウェーーーーーーーーーイ!」」」」」
とたんに場面がきりかわる。気持ちのよい風がふく草原、青空のもとで、タロットの絵柄の神官や存在たち、自分、そしてキリストおじさん全員で右手を空に突き上げる。
おわったあと、みんな草原でのんびり休憩したり追いかけっこしたり遊んだりして、思い思いに楽しんでいる。
「5、というのは統治という意味もあるんだけどね。軽い感じで統治したっていいし、そういうのが好きで貴方のことを好きな存在や人がくるから。一応人間社会では縦といわれる構造をとっていたとしても、それで役割分担できて適材適所でみんなハッピー☆だったらいいじゃない?
別に、変に改革しすぎる必要もないし、妙に重重しく考えすぎる必要もない。
いまある組織や法則や人心を利用しつつ、自分もみんなも関わる存在全員がハッピーになると、かるーく思っておけば良いのよ」
「人心を利用って、サラッといってますけどね」
「気のせい気のせい☆」