レスキューBには、温度センサーが必要です。
温度センサーといっても、離れたところの温度を測る特殊なセンサーです。
で、このセンサーは結構高価です。
なんとなく・・・金を掛けないとだめなのか?
という疑問を持っていたので、安価な温度センサーを探してみました。
それが、Grove - Infrared Temperature Sensor です。
一個、1,000円でお釣りがきます。
で、これがレスキューBに使えるのか・・・
早速、Arduinoに接続して検証してみます。
出力はアナログ電圧で、計測した温度によって0~1.1Vになります。
Arduinoのアナログ入力でこの電圧を読んで、計測することができます。
ということで、実験してみた結果・・・
使えないことはないけど・・・
という感じです。
非接触型の赤外線温度センサーとはいえ、熱源との距離によって電圧が上がったり下がったり・・・
まあ、レスキューBであれば、大体ロボットと壁との距離は5cm~10cm位なので、正確な温度を測る必要がなければ、温度の変化(被災者の温度と、被災者の居ない場所の温度の差)を検知することは可能だと思います。
また、熱源から離れると出力が下がるので、遠くの被災者を見つけなくて逆にラッキーかもしれません。
なんだか、微妙な感じですが・・・
とにかく、「とりあえず、レスキューBをやってみたい、だけど、あんまりお金を掛けたくない」というチームには・・・お勧めしても良いかと・・・う~む
なお、このセンサーを購入する場合は、4Pのコネクタ付きのケーブルを一緒に買っておくと良いと思います。