Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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雑感(被災者発見のアピール)

2007-11-03 | ヒントみたいなもの

ランプはどこからでも見えるように

 
ロボカップジュニアのレスキュー競技では、被災者を発見したことをアピールするために、ロボットを「被災者の上」で停止させて、ランプを2秒間以上点滅することになっています。 もし、このランプを被災者以外のところで光らせると、「被災者誤発見」として2点減点されてしまいます。

このランプの点滅は、審判が見て判断するので、審判が見やすいように、ロボットのどこから見ても光っているのが分かるように配置する必要があります。 

ランプがロボットの内側に向いていて、被災者発見のアピールが見えにくいと、せっかくの点数が入らないかもしれません。 また、世界大会で誤発見でないのに、審判に誤発見とまちがわれたチームがありました。 これは、外光がランプに反射して(ランプが)光ったように見えたらしいです。 ルールでは、ランプを光らせるだけになっていますが、音を鳴らすなど他のアピール方法も併用すると、よりアピールが伝わると思います。

 
ところで、このLEGOのランプですが・・・いったいどこで手に入れられるのでしょうか? 「M&Y」はこのランプを1個だけしか持っていません。 TRAINか何かのセットに入っていたのを使っていました。 通販などで購入しようと思ったのですが、製造中止ということで、入手できませんでした。 結局、発光ダイオードと抵抗をハンダ付けした「自作ランプ」を使っています。 

 
アトランタの世界大会で「M&Y」とパドックで同じテーブルを使っていたドイツのチーム「ThoMaDe」のロボットは、RCXの出力ポートに光センサーが接続されており、その光センサーが、ロボットの後方に上に向けて設置されていました。 最初はその意図が全く分からなかったのですが・・・これが被災者発見のアピールするランプ代わりのようでした。

後日、日本に帰ってきてから、光センサーをRCXの出力ポート(A)に接続し、ランプを光らせるプログラムを実行すると、確かに光センサーユニットの赤い発光ダイオードが(プログラムの指示に従って)点滅します。

こんな使い方もあるのか! さすが、ドイツの頭脳はすごいぞ! と感心しました。 

LEGOの製作者も光センサーのこんな使い方は想定外だったと思います。

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